+00:14国民民主党無所属クラブの日野沙里亜です。
+00:41会派を代表して質問します。
+00:44私は三つ子を含む四児の母です。
+00:48お産も低温切開も妊婦検診もお薬もとてもお世話になりました。
+00:54今私や子どもたちが元気に過ごせているのは日本の医療と健康保険のおかげです。
+01:02この素晴らしい医療と健康保険を大切な子どもたちに残したい総理に質疑をさせていただきます。
+01:11まず高市総理の現在の社会保障制度に対する認識についてお聞きします。
+01:17高市総理は2月20日の指定方針演説において社会保障制度における給付と負担のあり方や所得再分配機能について国民的議論が必要です。
+01:28国民会議において与野党の垣根を超え有識者の英知も集めて議論し結論を得ていきますと述べられました。
+01:36最適な給付と負担のあり方は人それぞれの価値観によって違うものですので高市総理ご自身のお考えをお伺いします。
+01:44現在の我が国の社会保障制度について給付と負担のバランスは概ね適正であるのか給付が多すぎて負担が重いのかそれとも給付が不十分でさらなる負担が必要であるのかどのお考えに最も近いのでしょうか。
+02:01私は必要なサービスを必要な人に必要なタイミングで届けるためには現役世代の過度な負担を抑えることが重要であり医療介護福祉いずれの分野においてもサービスの効果を丁寧に検証した上で給付の範囲を見直していく必要があると考えています。
+02:19これまでの報道では国民会議では食料品の消費税や給付付き税額向上について議論するとされています。
+02:29それとは別に資生本市演説で述べられていたとおり給付と負担のあり方について特に医療や介護に関する給付と負担のあり方について議論する予定はありますでしょうか。
+02:41議論されるとすれば給付のあり方を考える際にどういう点を重視して議論されるべきとお考えでしょうか。
+02:48今回の出産に伴う経済的負担の軽減は少子化対策の一環として進められているものと承知しております。
+02:56その上で、申し上げます。
+02:58制度はつくることではなくしっかり機能することに意味があります。
+03:03各家族か共働きが当たり前になった現代においては保育園や学校学童保育地域といった子育て支援の現場が子どもと家庭を支える基盤となっています。
+03:17その現場では端的に申し上げます。
+03:20人とお金が足りませんこの人手と財源不足という根本的な課題を解決しないことには個別の制度を積み重ねても解決にはつながりません新たな制度を創設してもそれを担う人材が確保できなければ制度は機能しないからです。
+03:38私自身0歳の三つ子と1歳の長女の4人を育児していた当時何よりも欲しかったのはとにかく我が子を抱く母の手でした。
+03:49実家に里帰りをしておりましたが3人が同時に泣くと1人を私が抱っこしてもう1人を私の母が抱っこしてそれでもまだあと1人泣いているんです。
+04:00さらに、突然生まれた3人の弟たちに大人の手がすべて取られてしまった長女も泣くのです。
+04:08長女の泣き声でようやく寝ついた三つ子がまた大きく泣くのです。
+04:1324時間の止まない泣き声の中で私を支えてくれたのはデジタルの力ではなく人の力でした。
+04:21だからこそ制度を理念通りに機能させるための人材の確保と育成そのための財源の重点化をまず徹底すべきだと考えています。
+04:32総理にお伺いします。
+04:34今年度の本予算における少子化対策及び子育て政策に対する予算はこうした課題に十分応える水準であるとお考えでしょうか。
+04:43また、少子化対策と子育て政策は我が国の将来を左右する極めて重要な国家的課題であります。
+04:51このような重要課題について現在の審議体制で本当に十分と言えるのでしょうか。
+04:57現在衆議院で子ども政策を主に議論できる場は地域活性化子ども政策デジタル社会形成に関する特別委員会いわゆる自己デジでありますがこの中から子どもをしっかりと切り出し与党を超えて集中的に向き合う議論の場が必要ではないでしょうか。
+05:17議場におられる議員の皆様いかがでしょうか。
+05:20ありがとうございます。
+05:21少子化対策及び子育て政策について常設的に審議を行うことができる委員会の設置も含め国会における審議体制そのものを強化する必要性を感じておられるのか総理は自民党総裁でもあられますが与党としてこうした議論の場の在り方を見直すお考えはあるのか明確な御認識と御決意をお聞かせください子ども未来戦略が描くビジョンを達成するためには出産に関わる妊婦の経済的負担の軽減だけでなく同時に安心安全に出産を迎えるための集産企業提供体制の構築も必要です。
+05:56出産の標準的な費用を定めるにあたって地域の参加意思より懸念の声が上がっています。
+06:02物価や賃金が上がっている状況で標準的な費用が低く設定された場合経営が立ち行かなくなるからです。
+06:10現在我が国の分娩の約半数が病院ではなく診療所で行われています。
+06:15もし標準的な費用が低く設定された場合町の参加診療所が分娩から手を引きリスクの低い分娩が一気に周産期母子医療センターなど本来ハイリスクの分娩を扱う行動施設に流れ込むとそれを受け入れる余裕はなく地域の周産期医療が破綻します。
+06:34お産難民が生まれ少子化促進策になってしまいます。
+06:38妊婦の経済的負担の軽減と周産期医療提供体制の維持を両立するためにどのように標準的な費用を定めるかお考えをお聞かせください加えてお伺いします。
+06:52現在検討されている標準的な費用については全国一律とする方向で議論が進んでいると承知しております。
+06:59しかし、人件費や物価などは地域によって大きく異なりとりわけ都市部ではコストが高いのが実情です。
+07:06こうした実態を踏まえず一律とした場合医療機関の経営に影響が生じ結果として地域間の医療提供体制の格差を拡大させる恐れがあります。
+07:16標準的な費用を全国一律とする理由は何かまた地域の実情をどのように反映させるお考えか政府の見解をお聞かせくださいまた子ども未来戦略には無痛分娩について麻酔を実施する医師の確保を進めるなど妊婦が安全安心に出産できる環境整備に向けた支援のあり方を検討すると書かれています。
+07:38無痛分娩が標準的な費用に含まれるかお聞かせくださいもし無痛分娩が標準的な費用に含まれた場合急に希望者が増え安全な無痛分娩を提供することが難しくなる懸念があります。
+07:51安全な無痛分娩の体制づくりのために行う施策も併せてお聞かせください多体妊婦の妊婦検診についてお伺いします。
+08:01妊婦検診の公費助成は単体妊娠を前提とした設計になっています。
+08:06双子や三子などの多体妊娠は妊娠後血圧調合群や相残のリスクが高まるため検診の間隔も短くより頻回の管理が必要となります。
+08:18しかし、現行制度では相対頻帯であっても交付される検診補助券は母につき1冊分であります。
+08:26私自身三子を妊娠した際に3冊のご指定帳を受け取りましたが目の前で受け取った瞬間ビリッと2冊分のチケットが外されるときの衝撃は今も記憶に残っています。
+08:40そのため検診回数の増加やエコー等の検査が複数体自分必要となることによる費用増には十分に対応できておらず多体の妊婦検診は多額の自己負担が必要となります。
+08:52多体妊娠は相残となる傾向が強いため未使用の補助犬が残る一方で妊娠期間中の実負担を重くなるという制度上のミスマッチも生じています。
+09:03多体妊娠は事前に予見できるものではなく突然直面するものであり出産後も同時に複数の子を育てる経済的負担は非常に大きいものがあります。
+09:13これらを補うため令和3年より多体妊娠の妊婦健康審査支援事業が始まっております。
+09:20この当時私は国会議員ではなく愛知県内で多体家庭の支援団体を運営しておりました。
+09:25本当にこの事業を導入してくださった当時の厚労省をはじめ政府関係者の皆様多体家庭の支援団体を運営していた者としてそして一位三つ子育児の当事者として心からお礼を申し上げます。
+09:38ただこれ自治体の任意事業であるがゆえに令和6年度でもまだ自治自治体が4割にとどまっているんです。
+09:46未だ半分以上の妻妊婦が支援につながっていないのが現状であります。
+09:53さらに、内容や女性の程度にもばらつきがあり例えばご指定庁候補時ではなくこういった分について自己申請により後から支給する仕組みの自治体もありますが2人3人の赤ちゃんを抱えた状況で役所の窓口に出向くことは現実的には困難であります。
+10:10この実態を踏まえ今回改正する多体妊娠を前提とした望ましい基準と標準額に加え多体妊娠に特化した標準的な検診内容及び標準額を国としてお示しすることはできますでしょうか。
+10:24実在感覚差の是正と申請主義の現状を見直し単体と同様に多体妊婦の負担軽減を図るお考えはあるのか併せてお伺いします。
+10:34町のドラッグストアで購入できる一般医薬品OTCと似た医薬品いわゆるOTC類似薬について薬剤費の4分の1を保険給付外とすることが検討されています。
+10:46我が党はこれまでもセルフメディケーションを推進しており軽医療に対する保険給付範囲の見直しには賛成です。
+10:53その上で、薬剤費の保険給付範囲の見直しとセルフメディケーションの推進に対しては受診が抑制されることで病気の見落としや治療の遅れによる重症化の恐れがあるという懸念が常に指摘されています。
+11:06この御意見には確からしい根拠はありますでしょうか。
+11:10海外からの研究も含めてセルフメディケーションを推進する政策が指摘されるような悪影響につながるという根拠を政府がお持ちかお聞かせくださいまたその懸念が想像されるほど多くないと示すことができればより強力にセルフメディケーションを推進することができます。
+11:27今回のOTC類似薬の自己負担の見直しによりどの程度セルフメディケーションが広がったのかまた懸念された悪影響があったのかについて検証し公表いただけますでしょうか。
+11:39またOTC類似薬の自己負担見直しにあたっては受診理解による健康リスクを回避する観点から一定の配慮が必要な方々への対応が重要です。
+11:50今回の見直しにおいて自己負担の対象とならないいわゆる要配慮者についてどのような範囲を想定しているのか政府の考えをお聞かせください今回のOTC類似薬の自己負担見直しは医療費適正化の一環として検討されているものと理解しております。
+12:06その上でこの見直しによって医療保険財政にどの程度の影響すなわち財政改善効果が見込まれているのか現時点での試算があればお示しください次に高額療養費制度の見直しについてお聞きします。
+12:20まず高額療養費制度の見直しにより実際に療養者の年間の自己負担額がどのように変化するのかとりわけ低所得者層における影響について具体的な見通しをお示しくださいまた今回の見直しによって現行制度と比較して療養者の年間負担額が増加するケースは理論上あり得るのかあり得るとすればどのような条件下で生じるのか政府の認識をお聞かせください高額療養士制度に関する答弁は持続可能性の確保と長期療養者や低所得者へのセーフティーネット機能の強化の両立を目指して見直すといったものです。
+12:59私は高額療養士制度の持続可能性の確保を高額療養士制度の中で実現するのではなく高額療養士制度の外で高額ではあるものの効果が期待される医療をしっかりと支える一方で残薬検査の重複必要以上の委員会受診などの適正化を通じて財源を確保すべきと考えます。
+13:21令和7年12月16日高額療養士制度の在り方に関する専門委員会により出された資料高額療養士制度の見直しの基本的な考え方には高額療養士制度だけではなく他の改革項目も含め医療保険制度改革全体の中で全体感をもって議論していくことが必要であると書かれており同様の方向性が示されていると受け止めています。
+13:47専門委員会の中で行われた医療保険制度改革全体の中で全体感をもって行われた議論はどのようなものでしたでしょうか教えてください高額療養士制度の自己負担引上げより優先的に行うべき医療費適正化の手段は議論されましたでしょうか。
+14:04そこで、挙がった手段はどのようなものでしたでしょうか。
+14:08高額療養制度の中で言えばおそらく軽症の医療が入り込む外来特例の上限を上げたり廃止することが先ではないかと考えます。
+14:18さらなる外来特例の見直しは検討されますでしょうか。
+14:22そのために必要な外来特例の対象となっている外来診療の中身の精査を行う予定はありますでしょうか。
+14:29最後に私日野沙里亜は愛知7区より国会に送り届けていただき現在2期目でございます。
+14:36本日は初の本会議登壇の機会をいただきました。
+14:40この場に立たせていただきました。
+14:41全ての皆様に感謝をし質疑を終わります。
+14:44ありがとうございました。
+15:06内閣総理大臣高木さなえさん昨日サリア議員のご質問にお答えいたします。
+15:25給付と負担のバランスと国民会議についてお尋ねがありました。
+15:30我が国の社会保障は諸外国と比較すると相対的には中福祉低負担となっているものと認識をしております。
+15:39社会保障国民会議におきましてはまずは給付金税学校所や食料品の消費税率ゼロを同時並行的に議論を進めその上で給付金税学校所の議論を進める過程で明らかになった社会保障制度の課題などについては改めて調整の上協議を継続することとされております。
+16:03どのように議論を進めるかについては参加政党とよくご相談していくものと考えております。
+16:10給付のあり方を考えるにあたっては今後制度を持続可能なものとしていくとともに全ての世代で能力に応じて負担し支え合い必要なサービスが必要な方に適切に提供される全世代型社会保障を構築していくといった視点が重要だと考えております。
+16:33少子化対策子育て支援についてお尋ねがありました。
+16:37政府としてはこれまで必要な予算を確保しつつ3.6兆円の加速化プランの着実な実施に取り組んできており今後は子ども未来戦略に基づき加速化プランの効果の検証を行いながら政策の内容の充実も検討してまいります。
+16:57特に人材の確保と育成につきましては保育士の処遇改善について平成25年度からの累計で約39%の処遇改善を行っているなど力を入れて取り組んでおります。
+17:13また、特別委員会の設置につきましては国会における与野党の協議の上決定されるものでございますので政府として申し上げる立場にはないと考えます。
+17:25出産についての支援についてお尋ねがございました。
+17:30標準的な出産費用の水準については産科医療機関の経営状況などを踏まえつつ周産期医療提供体制の確保と保険財政の安定性や保険料の負担という観点を踏まえ施行までに丁寧に検討してまいります。
+17:48この水準を地域別の単価とした場合地方から都市への医療資源の流出が加速し周産期医療体制の確保に支障をきたす恐れがあることなどから全国一律の単価としますが人員体制が手厚い施設や地域において中核的な役割を果たしている施設を適切に評価する仕組みを検討いたします。
+18:16また、安全で質の高い無痛分娩を選択できる環境の整備は重要です。
+18:23具体的な対応については今般の見直しの中で現物給付とは別に創設される現金給付のあり方を含め施行までに丁寧に検討してまいります。
+18:36多体年付の負担軽減についてお尋ねがありました。
+18:41多体年支援の場合は必要な検診の内容に様々なケースが考えられますので一律に基準等を設定することは困難でございますが頻回の検診が必要になりますことから受診に伴う経済的負担を軽減するため令和3年度より先ほどおっしゃっていただいた多体妊娠の妊婦健康審査支援事業を実施しております。
+19:14現在約750市町村で実施している事業につきましてより多くの市町村で実施をいただくとともに多体妊婦の方の申請などの事務負担をできる限り軽減するよう働きかけを行ってまいります。
+19:33OTC類似薬の保険給付の見直しについてお尋ねがございました。
+19:38ご指摘の懸念の確からしい根拠については把握しておりませんが必要な受診が抑制されないよう見直しを検討していく必要はあるものと考えております。
+19:52今回の見直しは保険を使って医療用薬品の処方を受ける方と保険を使わずOTC薬品で対応する方との公平性や現役世代を中心とする保険料負担の上昇の抑制という観点から必要な受診を確保した上で別途の負担を求めるものでございます。
+20:15必要な受診が確保されるようがん患者や難病患者など配慮が必要な慢性疾患を抱えている方入院患者対象薬品の長期使用などが医療上必要と医師が認める方などについては新たな負担を求めないとするなどの配慮を検討しております。
+20:36この具体的な対象者の範囲につきましては制度の施行までに専門家のご意見を伺いながら丁寧に検討してまいります。
+20:45本制度が施行された場合は見直しの影響をはじめとする施行状況を適切に把握してまいります。
+20:53また、本制度の見直しによって生じる医療費への影響は約900億円の減少を見込んでおります。
+21:02高額療養制度についてお尋ねがありました。
+21:07今回の見直しでは低所得者の負担に配慮しつつ負担上限を見直す一方多数海外等の維持年間上限の創設年収200万円未満の課税世帯の方の多数海外等の金額引き下げなど長期療養者や低所属者へのセーフティネット機能を強化しております。
+21:27自己負担額の変化を網羅的にお答えするということは困難ですが例えば療養期間が短期間の方で負担が増加するケースがあると考えられる一方で本年8月の見直し時点で多数会該当となっている方の負担は増加せず年間上限の新設によって負担額が減少する方もおられます。
+21:53厚生労働省の審議会での議論についてお尋ねもございましたがこの審議会では医療保険制度全体について議論が行われ高額療養制度の見直しのほかOTC類似薬の保険給付の見直しや後期高齢者の金融所得の反映残薬対策や長期処方への取り組みなどバランスの取れた改革を進めることとしております。
+22:22外来特例につきましては専門委員会で該当する者の疾病の状況の資料を示しつつ議論をいただき本年8月以降負担減度額を見直すとともに対象年齢のあり方については引き続き検討すべきとされており今後検討を行ってまいります。
+22:47豊田真彦さん。