+00:01野村君国民民主党の野村美穂です。
+00:10本日も質問の機会をいただきありがとうございます。
+00:12大きく5つのテーマで14問の質問をさせていただきます。
+00:17よろしくお願いいたします。
+00:18まずは本日付託されました。国民民主党提出のインテリジェンス法案について7問質問いたします。
+00:25国民民主党は昨年11月26日にインテリジェンス法案を最初に提出され本年3月10日再提出されましたが国民民主党がいち早くこの法律案を提出した理由をお尋ねします。
+00:40橋本法案提出者ご質問ありがとうございます。
+00:47国際情勢がますます複雑化し日本が国家として直面する安全保障上のリスクが多様化している中で適切にインテリジェンス体制を整備することが重要であると考えております。
+00:59昨今スパイ防止法が必要であるあるいは不要であるといった木を見て森を見ぬような議論が熱を帯びてきました。
+01:08こういった議論の環境において地に足ついた議論というのは決してなりません国民民主党としては長年にわたり停滞してきた我が国のインテリジェンスに関する議論を旧来のイデオロキ的対立から脱却させ現実的な脅威と日本の構造的脆弱性から正面から向き合うことを目指し昨年9月11日党内にワーキングチームを発足させました。
+01:32その議論の成果を踏まえて本法律案を提出したものであります。
+01:36インテリジェンスは我が国の存立民主主義の防衛国民の権利の保護にとって必要不可欠のものであります。
+01:43が我が国においては安全保障政策の一環として独立してインテリジェンスを行う機関は存在せず各省庁がそれぞれの政策の範囲内で必要な情報の収集分析を行っているという現状があります。
+01:56そのような現状を打破するためにも国家情報会議の設置による司令塔機能の強化にとどまらず我が国のインテリジェンス体制全体を強化する必要があると考えております。
+02:10我が国で初めてインテリジェンス体制の整備の全体像を示す法律案を提出したいであります。
+02:15野村君ありがとうございました。
+02:182点目の質問としてインテリジェンスの定義と既存法案との概念の違いについてお尋ねをします。
+02:27本法律案ではインテリジェンスをどのように定義をしているのでしょうか。
+02:32国家情報会議設置法案における重要情報活動及び外国情報活動への対処という概念とはどのように違うとお考えなのか提出者にお尋ねします。
+02:44足本提出者本法律案ではインテリジェンスを国の安全の確保公の秩序の維持公衆の安全の保護に必要な情報の収集整理及び分析並びにその結果の活用を行うとともに国の安全の確保等に関する重要な情報を保全し及び我が国に対する不当な情報収集に対して対処することであると定義しています。
+03:12これはインテリジェンスが国家の存立に関わる重要な課題であるとの認識のもと国の安全の確保等に関する政策決定のために必要な情報を対象とすることとしたものであります。
+03:23この点は国家情報会議設置法案第2条の重要国政運営に資する情報が広範すぎるのではないかとのこれまでの審議で示された問題意識にも対応できるものと考えております。
+03:37野村君ありがとうございました。
+03:413点目の質問です。
+03:43インテリジェンス法案における最重要観点についてお尋ねします。
+03:48国民民主党の法律案はインテリジェンス体制全般という幅広いテーマについてさまざまな理念や施策を定めています。
+03:57その中で最も重要となる観点をあえて挙げるとすればそれは何でしょうか。
+04:03提出者の見解を教えてください橋本提出者本法律案の立法に当たり我が党ではインテリジェンス体制の整備において特に重要となる三本柱を設けました。
+04:18第一の柱は国民の自由と人権の尊重であり日本国憲法が保障する基本的人権の尊重を制度として明確的に位置付けました。
+04:27インテリジェンスは国民の自由と人権を守るそしてその根底である民主主義を守るために行われるものであると癒やしくの公権力による監視や権限の乱用をしてはならぬとそのための防止する仕組みも含めて構築すべきであるということを想定しておるところであります。
+04:49第二の柱は国家の存立と主権の防衛であります。
+04:53我が国の情報基盤を整備し不当な情報活動や影響力工作による悪影響を排除する体制を強化することと想定しています。
+05:03第三の柱はインテリジェンスの最前線に立つ関係者の保護であります。
+05:08インテリジェンス活動に従事する現場の人々の安全と名誉そして職務の継続性を確保するための仕組みを整えることを想定しております。
+05:17これらの三本柱バランスよく構築するというところが国民の信頼を得ながら健全かつ透明性のあるインテリジェンス体制を築くことにつながると考え重要であると考えております。
+05:28野村君はいありがとうございますそれでは4点目の質問です。
+05:34インテリジェンス体制の整備施策とスパイ防止との違いについてお尋ねします。
+05:40この法案はインテリジェンスに係る体制整備促進法案として整備に係る施策の基本となる事項を定めるものと理解しています。
+05:50一方世間では情報セキュリティ関連の法制をいわゆるスパイ防止法という観点で論じられることもあります。
+05:59しかし、インテリジェンス体制の整備とスパイ防止という概念には異なる側面があるものと考えられます。
+06:08本法律案の真の目的と意義を明確にするためインテリジェンス体制の整備に係る施策としてどのようなものを想定しているのでしょうか。
+06:19一般的に世間で言われるスパイ防止という概念と本法律案が定めるインテリジェンスの体制の整備はどのように異なるのか提出者にお尋ねします。
+06:31足本提出者本法律案では基本的政策として外国による不当な影響力の行使の防止のための措置行政組織の整備基本的人権に配慮した上での情報収集等に係る手法の拡充インテリジェンスに係る職務に従事するもの等の安全及び適切な処遇の確保人材の確保検証及び調査研究の推進並びに国民の理解の増進及び信頼の向上を規定しております。
+07:01具体的には外国の利益を図る目的で一定の活動を行う者を対象とする届出制度の創設やインテリジェンスを行う機関とそれを管理する独立行政委員会の設置を含めた行政組織の整備インテリジェンスに従事する者の安全を確保するための関係法令の整備などを想定しております。
+07:21世間で言われるスパイ防止は情報の保全という観点から見た場合でも人によって行われる情報の持ち出しのみを対象とするものでありましてインテリジェンス全体のごく一部に過ぎないものと考えております。
+07:35当然のことながら他国による情報収集というのはお新党、扶民党、市議員党、移民党等々ありますけれどもスパイと言いますとこのうちの扶民党を逮捕するとスパイ防止というと逮捕するとそういう司法的な措置を強くにじませる言葉であります。
+07:53それでは批判とに対して法的措置が有効であるかというと必ずしもそうではなく例えばその批判と外国のエージェントを泳がせておくそれで他国がどのような情報活動を行っているのかというところを把握したりあるいは偽の情報をつかませたりするこれもまたインテリジェンスを的確に行うために必要な活動であります。
+08:18あるいは罰則を設けてもオフィシャルカバー外交官特権を持って活動するエージェントについては不逮捕特権がありますからペルソナノングラウターしか扱えないということになります。
+08:34こういったことから分かりますようにスパイを逮捕すれば済むというものでは決してインテリジェンスカウンターインテリジェンスはないというところをまず国民の皆さんにご理解いただくそしてその一部だけ切り出して議論が沸騰することは極めて不健全でありますから我が党が提出した法律案では全体像を示し国民の皆様の理解を得ることを目指しております。
+09:00野村君ありがとうございます。
+09:035点目の質問です。
+09:05インテリジェンス活動とプライバシー保護のバランスについてお伺いします。
+09:09これまでの各法の国家情報会議設置法案の審議においてインテリジェンス活動に伴うプライバシー侵害の懸念が主要なテーマとして繰り返し指摘されてきました。
+09:21情報の収集分析という活動の性質上国民のプライバシーと情報セキュリティの必要性との間に心配が生まれてしまうことは避けられないと思います。
+09:33この懸念に対して提出者はどのような認識をお持ちでしょうか。
+09:38橋本提出者インテリジェンス体制の整備を進めるにあたりプライバシー侵害の懸念が指摘されていることには特に丁寧に対応しなければならないと考えております。
+09:53そのため本法律案3条の基本理念においてインテリジェンスの実施において日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならないことに留意しなければならないことを定めております。
+10:05さらに、本法律案8条では情報収集等に係る司法の拡充について定めておりますがそれに伴い国民の自由と人権に制限が加えられる場合にあってもその制限はインテリジェンスを実施するための必要最低限のものに限られかつ公正かつ適正な手続きの下に行われなければならないことを定めております。
+10:26インテリジェンス体制の整備に当たってはプライバシー権をはじめとする国民の権利が不当に侵害されることのないようにすることは当然のことであり国民民主党の法案においてもそれを明確に規定しております。
+10:38野村君ありがとうございます。
+10:41それでは6点目の質問です。
+10:43国民民主党の法案に盛り込まれた国民からの信頼の構築の観点からお尋ねします。
+10:49各法の国家情報会議設置法案はインテリジェンス体制の整備の入り口として司令塔機能の強化にとどまっているものと理解しています。
+10:59その他の必要な措置については今後の議論に委ねられることになるとのことです。
+11:05このような状況の中で極めて重要なポイントがあります。
+11:09それは今後のインテリジェンス体制整備を円滑に進めていくためには国民がインテリジェンス機能に対して信頼を置くことが何よりも必要不可欠だということです。
+11:21政府のインテリジェンス活動が国民の支持を得られなければその実効性は大きく損なわれます。
+11:29逆に透明性と説明責任を持つ適切な機能であることが理解されれば国民の理解と協力を得ることができるものと考えます。
+11:38そこで、提案者にお尋ねします。
+11:41そのために国民民主党の法案にはどのような観点が盛り込まれているのでしょうか。
+11:47足元徹司さん大変重要な論点であろうと思っております。
+11:55インテリジェンスに対する国民の信頼を高める観点から重要なキーワードとして民主的統制政治的中立そして教訓というものがあると考えております。
+12:05具体的には国会報告やその内容の公表を含めた国会による民主的統制時の政権の意向に左右されないインテリジェンス機関の政治的中立の担保のほかインテリジェンス活用に失敗した事例である。
+12:18例えば北朝鮮による拉致ですとかあるいは専門的知見の欠如組織文化の腐敗が不適切な判断を招いた大河原加工機をめぐる冤罪事件こういった事例を教訓として第三者によるレビューを行い組織の透明性と専門性の確保を徹底する必要があると考えております。
+12:37先の対戦においても敗戦直後に組織的に資料を廃棄したことがありました。
+12:45これにより歴史地間による検証というのは公のアーカイブに頼れないという状況になりました。
+12:53他方平成15年イラク戦争改戦の根拠となったイラクに大量破壊兵器があるという誤ったインテリジェンスがありましたけれどもこれについては平成16年翌年に英国の数密顧問官らが取りまとめたバトラー報告書によって検証されその後のインテリジェンス改革につながったということもあります。
+13:14インテリジェンス活動が国家安全保障を支える重要な要素である以上その制度設計には慎重を期し国民の自由や人権を侵害する折となるのではなくて国民を守る盾として機能するように歴史的な教訓を踏まえた取組を進めるべきだと考えております。
+13:30野村君ありがとうございました。
+13:32国民民主党のインテリジェンスに係る体制整備推進法案についての最後の質問の7点目です。
+13:41インテリジェンス法案の第10条における人材確保の具体的施策についての質問になります。
+13:48インテリジェンス機能の実効性は結局のところそれを担う人材の質と量によって左右されます。
+13:55高度な専門性を有する優秀な人材を確保し育成し組織内にとどめておくことはインテリジェンス体制整備の重要な課題です。
+14:05しかし、現在の国家公務員制度の枠組みの中では民間企業との人材獲得競争において不利な条件に置かれていることは周知の事実です。
+14:17そこで、提案者にお尋ねします。
+14:19第10条関係で人材の確保について必要な施策を講ずるものとするとありますが具体的な施策は想定されているのでしょうか。
+14:28その内容をお聞かせください橋本徹次さん第10条で規定する人材の確保に関する具体的な施策としてはインテリジェンスに従事する職員のキャリアパスの構築や教育の充実専門知識及び技能を有する人材の養成資質向上を目的とした大学研究機関民間事業者等との連携を想定しております。
+14:53インテリジェンスに従事する職員については日本の人事官校である2年から3年のジョブローテーションを改め10年20年単位で専門的人材を育成する仕組みとすることが重要と考えられます。
+15:07また、インテリジェンスに従事する職員の教育も重要であると考えています。
+15:11インテリジェンスコミュニティ全体で扶民と私人と移民とお信徒法務倫理といった分野の教育を一元化したり初級中級上級といった階層に応じた教育プログラムを構築することを考えております。
+15:26あわせてセキュリティクリアランスの統一的な実施や情報保全を含めた取扱教育の一元化により各機関間の信頼関係情勢にも資するものと考えております。
+15:40なお、法案の第9条ではインテリジェンスに従事する職員等について適切な処遇を確保することも掲げております。
+15:51処遇の改善といいますのは例えば午前中連合審査においても内閣情報調査室のプロパーの職員が幹部に抜擢される事例がないという指摘も長妻委員からありましたけれどもこういったことにとどまらず積極的にその要因を保護していく関係者を保護していく措置も重要であると考えております。
+16:15例えば、批民党に従事する方あるいはその協力者やご家族を含めた身の安全を確保する措置としてセーフハウス駆け込み寺のようなものですねあるいは仮想身分を付与したりあるいは危険な任務を終えられた方については別人格を付与していくということもこれは他国で当然に行っているものでもあります。
+16:38先ほど安藤貴雄委員からも職員のメンタルヘルスの重要性も御指摘がありましたけれどもこのようなことも要因の保護情報の保全インテリジェンスの質の向上の上で不可欠であると考えます。
+16:51また、批民党に従事するものについては世の中から隔絶されたような状況で身を危険にさらすような環境にある方々になります。
+17:06CIAにおいては例えば星の壁というものがあります。
+17:12ウォールオブスターズというものがありましてこれは名前を明かせないけれども国のために命を賭して任務に従事した方遵職された方こういった方々の名誉を検証するという取り組みもあります。
+17:28こういったものも要因の保護という意味では不可欠であろうかと考えております。
+17:33また、大学などの教育機関や研究機関民間事業者等との緊密な連携協力を図りインテリジェンスに係る専門的な人材を養成される仕組みを作っていくことも大事であると考えております。
+17:47米国においては人材確保に当たって例えば安全保障に関するゼミに所属している学生を積極的にリクルートしているということをやっているように聞きます。
+17:59他の国家公務員と同様の採用手法のみを取っていて果たしてこれから大幅に拡充しようとするインテリジェンスを担う人材を確保できるのだろうかと懸念しておるところであります。
+18:13あるいは積極的にそういった募集に近づいてくる応募者こういった方々の全てが信用できる方々かどうかというところをまた考えなければなりませんかつて外務省は独自の採用方式をとっておりましたけれども似たような形で情報職として独自の採用を行うべきではないかというところも検討が必要だかと考えております。
+18:40野村君はい、続いて、ありがとうございました。続いて、大きく2つ目に、確保の国家情報会議設置法案、国家情報会議の機能検証と情報の透明化、検証体制について、特に人材についての質問を続けていきます。
+18:588点目の質問になります。
+19:00国家情報会議の機能的な有効性と情報管理の透明性についてお尋ねします。
+19:06国家情報会議が設置され実際に機能し始めた場合重要な問題が起きる可能性があります。
+19:13それはインテリジェンス供給側と需要側の間における適切な関係についてです。
+19:1917日の委員会で高市総理は我が党の森陽介委員の質問に対し経験から申し上げますと複数の役所から全く同じ案件の要は説明を2回受けなきゃいけないとかそういったことがあるだから複数の機関で重複して情報を分析するといった非効率が生じているんじゃないかと感じておりますと答弁されました。
+19:44これは単純に今後国家情報局が情報を統括すると効率が良くなり非効率が解消されるといったものではなく首相官邸国家安全保障会議国家安全保障局各省庁といった情報のカスタマーからのリクワイアメントが適切であったのかまた国家情報局から提供されるインテリジェンスがその要求に対して適切に対応していたのかを検証しなければならない課題だと思います。
+20:16国家情報会議がうまく機能し国民の信頼を得るためには情報を適切に透明化しその提供プロセスと内容について検証するような体制を検討するべきだと思いますが木原官房長官はどのようにお考えでしょうか。
+20:34木原官房長官。