+00:02私は日本共産党を代表してただいま議題となりました。
+00:07健康保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。
+00:13反対の第一は療養の一部を保険から外すための一部保険外療養を創設するからです。
+00:21来年3月から薬剤費のOTC類似薬77成分1100品目が4分の1が保険給付から外され3割負担では現在の1.5倍の負担となります。
+00:36大臣は記者会見で医学的に必要であっても花粉症など季節性の疾患は対象にならないことも示唆をいたしました。
+00:45大臣は受診行動の変化による医療費が減少することも認めましたが低所得者を中心に費用負担を原因に受診間隔を必要以上に空ける薬を節約するなど必要な医療の妨げ国民の健康を犠牲にするものと言わざるを得ません来年度中に保険からの除外割合や対象成分の拡大の検討が規定路線となっていることも重大であります。
+01:17さらに、問題なのは一部保険外療養がOTC類似薬の保険外しにとどまらない無限定な規定になっていることです。
+01:28対象とすることのできる療養には薬剤以外の診察処置入院手術などが排除されない規定となっており一部除外といっても療養の定義以下では療養に含まれるこの一部の療養を取り出してそれを全額保険外給付とすることもできる規定になっています。
+01:51これでは一部どころか全部を保険外給付にすることができます。
+01:57今後診療について保険導入を前提とした評価療養患者の選択による選択療養に限って必要かつ適切な医療は基本的に保険診療により確保するという国民介保険制での理念を基本として進めてきた政府の医療政策の根幹を揺るがしかねないものであります。
+02:21しかもこれらの拡大は国会に図ることなく厚労省内で決定することができます。
+02:28国民に大きな犠牲を強いるのに国民の代表機関である国会を通さない国会啓示もはなはだしいと言わざるを得ません反対の第2は協会憲法の準備金増加を理由として2015年度から実施されている国庫補助の特例減額の次元的措置を設け3年間に限ってさらに毎年500億円を削ることになっているからです。
+02:58準備金が積み上がっているのであれば財政再建のために保険料率を引き上げた経過に照らしてもこの準備金を活用して保険料率の引き下げにこそ使うべきです。
+03:11以上、国民介保険制度を破壊する政府案は廃案を求めて私の討論を終わります。
+03:18以上で討論は終局いたしました。
+03:23これより採決に入ります。
+03:26内閣提出健康保険法等の一部を改正する法律案について採決いたします。
+03:32本案に賛成の諸君の起立を求めます。
+03:37起立多数よって本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
+03:41この際本案に対し鬼木誠君ほか5名から自由民主党無所属の会中道改革連合無所属日本維新の会国民民主党無所属クラブ賛成党及びチーム未来の6派共同提案による附帯決議をすべしとの同義が提出されております。
+04:02提出者より趣旨の説明を聴取いたします。