+00:11ただいまご紹介いただきました。日本商工会議所の宮沢でございます。
+00:15平成ですね経済産業委員会の皆様におかれましては中小企業に多大なるご支援を賜っておりますことをこの場を借りて御礼を申し上げたいと思います。
+00:26またこのようなですね御説明の機会をいただいたことも併せて御礼申し上げたいと思います。
+00:32私どもですね商工会議所御案内の方もいらっしゃるかと思いますが全国516箇所に設置されておりまして地域の小さな企業からまさに地域経済を牽引する中堅中小企業の皆様多く御加盟いただいておりまして本日はその立場からですね本改正法案を大いに期待するという立場でご説明したいと思っております。
+00:58私はですね先ほど濱口先生と同様に事業活動の基盤となる産業地の整備そして担い手の確保に資する生活基盤の維持についてということでございます。
+01:11地域中小企業の視点からご意見を申し上げたいと思います。
+01:15おともとに私どもで実施した調査をごとにご説明させていただいても資料をご用意させておりますのでこちらをご覧いただきながらご説明させていただければと思います。
+01:28おめくりいただきまして資料1ページ目をご覧くださいこちらの資料ですね2024年の11月ですけれども地域経済を牽引する中堅中小企業における投資動向調査というものを実施しておりましてそれを踏まえて作成したものでございます。
+01:471ページ目は地域経済を牽引する中堅中小企業の投資意欲と課題ということでございますが本調査結果を見ますと左側の円グラフでございます。
+01:57今後5年間中堅企業の半数近くが工場等の新設あるいは拡張する計画を有されているということでございます。
+02:07その投資額も5億円以上が47.5%を占めているという状況でございます。
+02:14こうした背景投資意欲の背景にはですね従来のような老朽化のリプレス投資にとどまらず新たな需要増えの対応さらには医療ヘルスケアバイオAI半導体など政府が抱える戦略分野のような新しい分野の進出需要拡大を目指す企業も多く含まれているということでございます。
+02:37またこの拠点投資に際しまして立地する地域の選定について中小中堅企業が重視するポイントも併せて伺ってきておりましてその上位は本社自社拠点との近接性交通アクセス従業員の居住生活環境が上位に占めているということでございます。
+03:01これは先生の皆様ご案内のとおり人材不足に悩む中堅中小企業大企業のような大規模な人材獲得というものはなかなか難しい状況でございますので今在籍している従業員の皆様が通える範囲で拠点設置が前提ということでございます。
+03:22さらに、従業員の採用あるいは定着を促す観点から立地する地域にやはり従業員そしてその家族の皆様が快適に生活できる住環境を求めているということが伺えます。
+03:35また、中小企業事業拡大に際しては現在稼働している製造ラインこれを止めることは難しいという実態もございますので新たな製造ラインを増設するというケースが非常に多くなっております。
+03:49そのラインを設置する拠点の拡張をしたいということでございますけれども資料右側の棒グラフにあるように各地の商工会議所からは工場立地に必要な産業用地不足を訴える声が多く寄せられているという実態でございます。
+04:05本調査で示された中堅中小企業の投資動向を踏まえますと我が国の喫緊の課題ある国内投資の促進という観点からはやはり産業用地の確保をはじめ投資基盤の整備さらに人材定着確保に不可欠な地域のエッセンシャルサービスの持続可能性を高める取り組みこれを両輪で進めることが極めて重要であると考えております。
+04:30続いて、資料2ページ目をご覧ください先ほどご説明をさせていただきました。アンケート調査に合わせて個別の企業にもヒアリングをさせていただいております。
+04:44このページはその投資事例ということでございます。
+04:47左側の2つの事例は新たな事業分野への進出事業拡大に際して拠点投資を行った事例でございます。
+04:54例えば左上の山形市のメッキの表面処理を得意とする製造業の事例ですけれども元受けだった大手半導体工場の撤退を契機にした受け方から研究活動型企業への転換を図るためおよそ25億円ほどの先行投資を行ったと今後も新規工場の建設も予定されているということでございます。
+05:17現在ですね次世代自動車の電動化あるいは低燃費化に向けた商品の表面処理メッキ技術を基盤とした医療ヘルスケアなど成長分野の研究開発にも積極的に取り組まれていて継続な投資を通してさらなる成長をしたいという意欲を示されております。
+05:36また、左下仙台市お茶お菓子の製造を行っている企業の成長を投資事例でございます。
+05:44この会社ではですね観光事業をターゲットにして工場と集客施設を併設した拠点を設立されたということでございます。
+05:53その効果はやはり地元の農産品特産品の直売所あるいは地元食材を楽しめるフードコートですとか自作製品の工場見学公園広場等をですね有する集客施設を目的に大変地元の方からの来客あるいは観光客でにぎわっているということでございますがこの企業の発展のみならずですねこうした人流を生み出すことで近隣地域でも飲食店の開業が相次ぐなど地域のにぎわい創出にも大いに貢献されているということでございます。
+06:26また、右側の2つの事例こちらはですね予定投資に合わせて従業員が働きやすい労働環境の整備に取り組んだ事例でございます。
+06:36先ほど濱口先生からもございました。通り地方から大都市への若者女性の流出というのが非常に大きな課題になっておりますけれどもやはり地元人材を中心に採用している中堅中小企業においてですねいかにこの企業で働きたいと思ってもらえるかが極めて重要という中で賃上げはもちろんではございますが事業拡大に向けた投資を促すことで働きがいのある職場づくりにも取り組むという相乗効果も生まれておりましてこうした効果も期待されているということでございます。
+07:07ここでご紹介した事例を踏まえますと国内投資を促進するためには企業が考える投資スピードに合わせて投資の受け皿となる産業用地の整備あるいは事業インフラをタイムリーに整備をできるかというのが問われていると思います。
+07:24我が国はいわゆる失われた30年と言われるように長く国内停止が低迷してきておりましたがこれまで自治体に蓄積されてきた用地整備に関するノウハウが失われているというふうに伺っております。
+07:37そこで、産業用地のノウハウを有する中小機構が自治体を伴走支援しそのノウハウを自治体に承継していくとこうした取り組みが地方への投資呼び込み中小中堅企業への投資拡大を促すという観点からも重要であると考えております。
+07:55続いて3ページをご覧ください続いて実際に中小企業の工場拡張に際して用地確保にご苦労をされた事例というのを併せて紹介をさせていただきたいと思います。
+08:08この企業はですねもちろん事業拡大に意欲的ではあったんですが先ほど紹介したようにまずは隣接の土地を購入しようというふうに考えていましたがやはりなかなか交渉等がうまくいかずやむなく道路を挟んだ迎えの土地の確保して工場を設置をされたということでございますがやはり道路を挟むとなると資材搬入のためのフォークリフトの行動創業効果ですとかあるいは大型トラックが入っていくためのこの土地の形があまり良くなくてですね搬入スペースが十分に取れないといったやはり生産性の観点からもですね様々な課題に直面されていると伺っております。
+08:46またこの工場が立地する地域ですね写真にもあるように周りに緑がある市街化調整区域に立地されております。
+08:56実は緑はあるんですけれども工場立地法に基づく緑地規制も併せて受けておりまして従業員向けに食堂や社員寮あるいは休憩室などの福利構成数を増設したいと考えていてもやはり限られた敷地の中で新たな施設が増設が難しいという状況でございますのでやはりこの中小企業の機動的な設備投資、後押しする観点からも今ある敷地を最大限に活用できるような陸地規制の緩和これはぜひ進めていただければというふうに考えております。
+09:28続いて4ページをご覧ください地方都市におけるエッセンシャルサービスの維持に関する声、事例をご紹介させていただきます。
+09:35人口減少が進む地域、地方都市では地域住民の生活に欠かせないスーパー、ガソリンスタンドの撤退が相次いでおります。
+09:44また、バスタクシーといった地域交通の弱体化も歯止めがかからないと非常に深刻な状況の声が各地の商工会所からも寄せられている状況でございます。
+09:54冒頭ご紹介しました。アンケート調査においても中小企業の人材確保定着は子社の取り組みだけでは限界がございます。
+10:03従業員の流行な生活環境整備が重要であるという声をいただいております。
+10:08各地では地域企業の出身より設立された町づくり会社が地域住民のコミュニティ形成に資するような拠点を運営し地域商業の再生などに取り組む事例が実はこれまでにも見られておりますがこうしたエッセンシャルサービスをだけ運営するだけではなかなか収益上厳しいということで例えば他の高い収益を上げるような事業を運営しつつ内部補助によって何とかエッセンシャルサービスを維持しているというところが実態でございます。
+10:41人口減少をワンクリ加速するというのが厳しい実態でございますが多くの地域でこういう人口減少が加速する地域では民間だけでこうしたエッセンシャルサービスを担うというのは非常にリスクがあり限界がございます。
+10:58今般国がエッセンシャルサービスの維持に係る認定制度を創設されるということでございますが自治体住民を巻き込み地域組で取り組むという観点機運情勢の観点から非常に心強いというふうに感じているところでございます。
+11:11主要でご紹介しているように各地商工会議所でもエッセンシャルアーキストの持続性を高めるための取り組みが始まっております。
+11:18商工会議所では日頃から自治体金融機関等と連携しながら経営支援を行っておりますのでこうした支援機関が担う生活基盤維持に向けた役割今後もますます重要になってくると考えております。
+11:31政府の各種施策との連動活用などを通じてぜひこういう地域の取り組みを後押しをお願いしたいと思います。
+11:39以上で私の説明を終わらせてございます。
+11:44今後もよろしくお願いします。
+11:46ありがとうございました。
+11:53以上で参考人の意見の開陳は終わりました。
+11:57これより参考人に対する質疑を行います。
+12:01質疑の申し出がありますので順次これを許します。
+12:05永田麻里奈君。