伊藤辰夫くん国民民主党・新緑風会の伊藤辰夫でございます私からも順次質問をいたします。首都直下地震に ついては、これまで被害想定や対策の方向性は相当程度整理されてきましたけれども、帰宅困難者対策や一時、一時さ 首都直下地震については、これまで被害想定や対策の方向性は相当程度整理されてきましたけれども、帰宅困難者対策や一時、一時さ 滞在施設の運用など現場の実態は、地域ごとに大きなばらつきがあると思います。課題の本質は、検討の不足ではなく、 制度や予算を含めた実技の遅れであると考えますが、政府が最も実装が遅れていると認識している分野はどこであり、 その遅れを産んでいる最大のボトルネックは何と認識しているのでしょうか?また、ボトルネックについて放置すれば、次の 発災に間に合いません。政府としてその障害を具体的にいつまでにどのような道筋で解消していくお考えでしょうか? 内閣官房
神原内閣審議官お答え申し上げます。 昨年12月に首都直下地震に関する新たな被害想定が取りまとめられましてその中で、最大840万人の帰宅困難者が発生をしこのうち約160万人が 職場や学校などにとどまることができず、行き場がなくなる恐れがあるというふうにされております。 それに対しまして現在確保されている一時滞在施設は、首都圏において合計で約120万人分ございますけれども、委員ご指摘のように、対策の進捗には地域ごとに濃淡があるところでございます。 帰宅困難者対策を進めるにあたっての課題は様々あると考えておりますがとりわけ、 一時滞在施設の必要量の確保には、民間事業者の協力が不可欠であるところ民間事業者の自主的な協力を促すインセンティブ措置でありますとか、 一時滞在施設を運用するに当たっての様々な心配事などに丁寧に対応していくことが特に重要であると認識をしております。このためガイドラインの継続的な充実を図り、 関係機関団体で構成をします連絡調整会議の枠組みなども活用して周知に努めるとともに、各省庁の支援制度や容積率の緩和措置などの活用を含めて、 一時滞在施設が早期に確保されるよう、現環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
伊藤辰夫くん 現在ワーキンググループでの計画の見直しが進められていますけれども、計画は作ることより動かすことが困難です。 修正された計画は、最前線の現場である基礎自治体において実効性のあるオペレーションとして機能するよう、どのように指導連携していくつもりかお伺いします。
神原内閣審議官お答え申し上げます。 内閣府防災担当におきましては令和7年12月の中央防災会議、首都直下地震対策検討ワーキンググループの報告書を受けまして、首都直下地震緊急対策推進基本計画の見直しを現在進めているところであります。 この基本計画につきましては、首都直下地震対策として、今後10年間に各省庁が講じる施策を具体的な数値目標として盛り込み、 定期的なフォローアップを実施するなど、政府を挙げて対策に取り組んでいく考えです。 また、基本計画の見直しを受け、地方公共団体が策定している地域防災計画につきましても、必要に応じて見直すことが重要と考えておりますこのため、 直下地震に関係する地方公共団体に対しましては、基本計画の見直し後速やかに基本計画の変更内容を周知するための説明会を開催する他、 地域防災計画に基本計画の変更内容が適切に反映されますよう、助言やフォローアップなどを関係省庁と連携して実施してまいりたいと考えております。
伊藤辰夫くん あかま大臣は初診で避難所の生活環境改善のために抜本的改革をすると述べられました。 従来のガイドラインの微調整ではなく、例えばK TVトイレキッチンベッドの確保義務化や、 民間リソース活用の法的裏づけなど、これまでの延長線上にはない抜本的な具体策をお聞かせください。
横山政策統括官発災時の被災者の健康と尊厳を守り、災害関連死を減らすために避難所における生活環境の改善を 行っていくことはですね、大変重要な課題であると認識してございます。内閣府におきましては、令和6年12月に避難生活に関する自治体向けの取り組み指針などを スフィア基準等に沿った内容に改定いたしまして、平時から災害支援協定の締結等を進め、発災直後から快適なトイレ、温かい食事、 別途、入浴の機会寒さ対策等の対応を求めるなど、避難者の良好な生活環境の確保が行われるよう周知を図ってきたところでございます。しかしながらですね。 多くの自治体では、財政面の制約とかノウハウの不足等から、避難所の備蓄品、資機材が十分ではないこと 避難所設置運営訓練の取り組みに差があり、避難所設置運営の担い手が足りないことなど災害時の対応力に依然として課題があるものと考えており、これらの課題を克服する。 事前防災の取り組みを強く後押しすることが求められているものと考えてございます。そこで防災庁の設置を見据えまして、令和8年度予算に防災力強化総合交付金を創設し、 これを活用して広域的な展開が可能な防災減災に資する資機材の整備や、整備した資機材の広域的な運用の推進に向けた方策の検討体制整備を支援するとともに、 スフィア基準等に沿った避難所の質の向上に配慮した避難所の解消、運営に係る訓練等を行うことなど 自治体の取り組みを支援する取り組みを強化しているところでございます。避難生活環境の抜本的改善に向けてはですね、このような新たな交付金等の活用に加えまして、 ふるさと防災職員も活用して自治体へのきめ細かい助言や働きかけを行い、いつ災害が発生しても対応できるような事前の準備体制の構築 実務能力の向上が図られるよう支援してまいりたいと考えてございます。
伊藤辰夫くん 初診では防災産業の海外展開が示されていますけれども、単なる日本企業の市場拡大なのか、国際貢献なのか、目的によって評価軸が変わってまいります。 政府が区の政策の中核に据える目的は何であり、それが最終的に日本の国内防災力をどのように高めることになるのか、その因果関係についてお伺いをします。
神原内閣審議官お答え申し上げます。 気候変動の影響もあり、災害の激甚化、頻発化が世界的な課題となっております。災害大国である我が国が蓄積してきた防災技術に対しまして、国際社会から高い期待が寄せられているというふうに認識をしております。 そのような中、我が国の防災産業の海外展開を推進することにより、 今後の拡大が見込まれる世界の防災関連市場における収益機会の確保や、我が国の国際防災協力の重要な担い手となることなど、様々な効果を期待しているところでございます。とりわけ、 海外展開を通じて防災技術の更なる高度化や生産コストの低減防災産業の育成成長などが図られることは、 翻って我が国の防災力の向上にも繋がるものと考えております。近年我が国では、耐震化などハード面の技術に加えまして、衛星やAIなどを活用した被害状況の把握や災害予測 さらには、浄水化技術など、避難生活の環境改善に資する新たな技術サービスが次々と生まれてきております。 内閣府としましては引き続き関係省庁や民間事業者などと連携をしまして、必要な取り組みを推進してまいりたいと考えております。
井戸田龍生くん 海外の提供に当たっては、優れた製品などの点の支援にとどまらず、日本の高度な防災制度や運用ノウハウまで含めた パッケージとしての展開を検討されているのでしょうか、お伺いします。
神原内閣審議官 お答え申し上げますご指摘の通り防災技術の考えている間におきましては、単体の機器やサービスだけではなく、制度などを含めたパッケージでの展開が有効と認識をしております。 例えばフィリピンにおきましては、関係省庁が連携し、高層ビルやショッピングセンターなどへの地震計の設置を義務付ける制度の導入を支援するとともに、 合わせて、日本メーカーの優れた地震計の普及を投資をしてまいりました現在他の東南アジア諸国に対しても同様の取り組みを検討しているところでございます。 また、我が国で現在活用している防災防災情報システムについても、海外の防災機関等から関心が示されております。 今後関係機関と連携しながら、運用ノウハウを含めた海外展開の在り方について検討していくこととしております。今後とも関係省庁や民間事業者などと連携をしまして、相手国のニーズの的確な把握に努めるとともに、 適切な場合にはできる限りパッケージでの展開となるよう取り組んでまいります。
伊藤辰夫くん 海外での過酷な運用経験や極現地で磨かれた新たな技術開発の成果を単なる外向きの成果に 成果に終わらせず、どのように国内の防災制度や技術のアップデートに還流させていくお考えか伺います。
神原内閣審議官 お答え申し上げます日本の防災技術は海外から高い評価を受ける一方で、 現在、中国、韓国、欧州などとの間で激しい価格競争にさらされております。また、海外における防災技術の運用におきましては、電力や電波が不十分または不安定など 過酷な環境下で運用せざるを得ない場合もございます。我が国の防災技術は、このような海外で直面する幾多の困難を克服をし、 例えば、地震計や水位計などの分野では、海外での価格競争の中でコスト縮減を実現し、 省電力化や小型化などの技術革新も進んできたものと承知をしております。内閣府では、防災技術の海外展開に向けた官民連絡会などを通じて、 我が国の防災産業とは日頃から情報交換を密にしている他、新技術の国内でのPRや行政とのビジネスマッチングの場の提供などを行っておりまして、 これらの取り組みを通じて、海外展開を通じた技術の高度化やコスト縮減等の成果を積極的に国内に還元することで、日本の防災力の向上に繋げていきたいと考えております。
伊藤辰夫くん情報の収集能力は向上していますけれども 過去の災害では、情報があっても意思決定に生かされない情報の断絶が起きています。現在整備されている防災情報システムにおいて統合された情報をもとに、 最終的に誰が判断を下し、その責任を負うのか、制度上の位置づけについてお伺いします。
横山政策統括官 制度上の位置づけということでございますけれども、災害対策基本法に基づき市町村、都道府県並びに国に設置される災害対策本部については、それぞれ市町村長、都道府県知事、あるいは国の場合は総理大臣ないしは防災担当大臣が本部長になるというたてつけになってございまして 制度的にはこれらの本部長が各々法令上有する権限の行使を含む災害対応について、一時的には判断し責任を負うという形になってございます。 一方でこれらの判断がご指摘もございましたけれども情報でございますが、防災情報システムによって、 統合された共通の情報に基づきなされまして、また必要に応じて国が指示等も行うことで、対応の一体性方が確保されていくものというふうに認識してございます。国としては、こういう情報を しっかり把握した上で、法令に基づく応援代行指示等を必要に応じて行うことでですね、地方公共団体の災害対応をしっかりと支える責任を果たしていく立場にあると認識してございます。
伊藤辰夫くん 収集された情報のリアルタイム性は、実際の運用でどこまで担保されているのでしょうか?現場と中央で情報のタイムラグや 齟齬が生じないよう、どのような運用レベルを目指しているのかお伺いします。
横山政策統括官 防災情報システムには様々なものがございます。各災害対応機関で個別に運営されているものも多くあるところでございますけれども、 内閣府ではこれらのうち、災害対応機関の間で災害情報を迅速に集約共用する新総合防災情報システム総合Webと呼んでございますけどこれを運用しているところでございます。 この総合Webでは、省庁や自治体等が自ら運用する各防災情報システムと自動連携をしてございまして、 これらシステム間でタイムラグを抑え、迅速かつ齟齬が生じない形で情報共有が行われる体制を構築してきてございます。これにより、最前線で対応に当たる実働機関や自治体を含む様々な災害対応機関において、 同一の情報に基づいた統一的な判断や意思決定が可能になるものと認識してございます。 現在さらにですね、災害対応基本共有情報に準拠した情報の連携強化をに取り組んでいるところでございまして、引き続き各災害対応機関との調整を進めることで自動連携できる情報の更なる拡充に努めてまいりたいと考えてございます。
伊藤辰夫くんデジタル防災の最大の弱点はあの停電です。局地的に電源が失われた際、デバイスをどう動かすのか。 いわゆるラストワンマイルでの情報確保や通信断絶時のオフライン運用について ハード、ソフト両面でどのような備えがあるのかお伺いをします。
横山政策統括官 ご指摘の通り、あの防災DXにおいて電源や通信等が使用出来なくなる状況を想定した対策が重要であると認識してございます。特に大規模災害時におきましては、電源や通信が制約される事態も十分に想定されることから、 政府としてはそのような状況下においても、可能な限り運用を継続できることを重視し、対策を講じてきているところでございます。 具体的にはですね先ほど申し上げました総合Webは、商用電源やインターネット回線を使用できない場合であっても、自家発電設備を備えた環境に構築している。 オンプレミスサーバーと内閣府のGMである中央防災無線も活躍することにより、運用を継続することが可能な仕組みになってございます。 中央防災無線網については、衛星通信設備や非常用電源設備を保有してございましてこれらを活用する することによりまして被災自治体において、仮に電力通信インフラにインフラに障害が生じている場合であっても、政府の災害対策本部と、被災自治体間の通信を継続することが可能な仕組みになってございます。 今後交流、大規模災害時においても、災害対応機関の間における迅速な情報共有の運用を継続できるよう、引き続きしっかり取り組んでまいりたいと考えてございます。
伊藤辰夫くん 続いて質問します。福島復興の根幹であるジョコ度除去土壌の所、土壌のさ 県外最終処分は技術論上、受け入れに関する社会的合意形成が最大の難所であります。 この合意形成のプロセスにおいて、国が前面に立って最終的な責任を負うのか。あるいは自治体に委ねるのか。 責任の所在を明確にした上で、上で政府のお考えをお伺いします。環境省環境再生資源循環局小田原環境再生グループ長 福島県内で生じました除去土壌等の中間貯蔵開始後30年以内の福島県外におきます最終処分の方針は、国としての約束でありまして法律にも規定された国の責務となってございます。 県外最終処分、またそのための鍵となります復興債制度の利用などにつきまして、その必要性、安全性等を広く国民の皆様にご理解いただくことがまず重要でございまして ゴリその理解醸成のためにもパネルディスカッションなどを進めているところでございます。 また昨年8月に定められました当面5年間程度のロードマップに基づきまして、地域とのコミュニケーション等の検討等を進めていることとしておりまして昨年9月に設置した有識者会議におきまして、 専門的知見を活用しながら検討を進めていくところでございます。 この理解醸成、また合意形成のに向けての検討を含めまして県外最終処分の実現に向けまして、引き続き政府一丸となって取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 伊藤辰夫くん 続きまして、船舶活用医療について、陸路が寸断された場合は、どのような状況で、どのような対象 例えば重症者や過感染感染者患者等への活用を想定しているのか、具体的な運用シナリオ説明してください。
神原内閣審議官お答え申し上げます。 災害時における船舶活用医療は、大規模災害の発生時に医療資源の不足などにより逼迫が予想される陸上の医療機能を補完することを主な目的としており、被災都道府県からの要請などによりまして実施することとしております。 具体的には、陸路が寸断された場合も含めて、被災により医療機関の機能が喪失減退し、十分な医療提供が困難になった場合や、 多数の傷病者の発生に対して、既存の陸上の医療機関だけでは対応が困難な場合などにおきまして、被災地から被災地外への傷病者の搬送や 岸壁に停泊しての救護活動などを想定をしております。また船舶活用医療は、船内会場という特殊な環境で医療を提供することから、 船舶で提供可能な医療の内容が限られるため対象となる傷病者は限定されることとなります。特に、 傷病者の搬送を伴います脱出戦いわゆる脱出のオペレーションにおきましては、原則として急変リスクが低く、日常生活動作が保たれている方を対象することとすることとしております。 引き続き、陸上の医療機能との適切な役割分担、連携のもと、発災時に実効性の高い船舶活用医療を提供できるよう準備を進めてまいります。
伊藤辰夫くんあの机上の計画は幾ら立派でも動かなければ意味がありません。仮に今日大災害が 発生した場合、先発9勝容量は実働ベースですぐに稼働し、医療が提供できる体制にあるのか、お伺いをいたします。
神原内閣審議官、はい。 船舶活用医療の提供体制につきましては、整備推進計画が令和7年3月に閣議決定をされておりまして、これに基づき、必要な体制整備を集中的に行い本年の1月から運用を開始をしたところでございます。 具体的には、医療従事者や船舶の確保のため医療関係団体や民間船舶事業者との協力協定を締結をするとともに、 船舶内で使用する資機材等の備蓄を行っている他実際に船舶を使用した実働訓練を実施するなど、関係者間の連携、連動の向上を図っているところでございます。 発災時における船舶活用医療は、船舶活用医療を実施する港湾などの警戒がなされるなど、 実施環境の安全性が確保確認されることが前提となりますため、活動開始には、発災後一定期間を要することとなると想定をしております。このため、 発災後、船舶活用医療の実施環境が整い次第、できる限り速やかに船舶活用を実施できるよう、引き続き実働訓練や図上訓練などを通じて、 地方公共団体を初めとする関係者間の連携体制の一層の充実強化に取り組んでまいりたいと考えております。
伊藤辰夫くんあの避難所での 感染延焼が深刻な課題となる中、船舶活用医療について、船内での隔離やとりあえず機能などの位置づけをどのように準備されているのでしょうか?
神原内閣審議官お答え申し上げます。 令和7年3月に策定されました活動要領におきましては、船内での感染症の蔓延を防止するため感染症への感染、または感染の疑いがあると確認をされた傷病者につきましては、 原則として乗船搬送の対象とはしておりません。 消防車の具体的な乗船手順としてはまず搬送作業から下車した全ての傷病者についてメディカルチェックを受けていただき、船舶による搬送が適切か否かを医師が判断することとしております。また、 乗船出港後に感染症への感染、または感染の疑いのある傷病者が確認された場合には、銅線の分離手指の消毒、マスク着用 定期的な換気等を適切に行い、船内での線を防ぐこととしております。昨年度実施をしました実働訓練におきましては、 乗船後に発熱が確認された傷病者を想定をし、医療従事者による傷病者の誘導個室での医療的処置などの流れを確認をしたところでございます。 引き続き、船内での感染症蔓延防止対策に万全を期してまいりたいと考えております。
伊藤辰夫くん現在の多目的活用ではなく、 将来的には、専門的な医療設備を備えた病院線を我が国として自前で保有することも 視野に入れていらっしゃるでしょうか?将来の大きな方向性についてお伺いをします。
神原内閣審議官お答え申し上げます。 船舶活用医療において使用する船舶につきましては、船舶活用医療推進法におきまして、国等が船舶を保有する旨が基本方針として規定をされております。 また、同法に基づきまして、令和7年3月に閣議決定された整備推進計画におきましては、船舶を保有するまでの当面の間においては、 民間船舶事業者の協力に基づき民間の既存船舶の活用により、船舶を活用した医療提供体制の整備に取り組むことまた、 民間の既存船舶による災害時における医療提供の実績を重ねるとともに船舶の機能や保有の在り方などについて検証を行い、 船舶を保有するために必要な環境を整え、国等が船舶を保有することとされております。 このような方針に基づきまして、昨年12月には、内閣におきまして、民間船舶事業者との協定を締結するなど、必要な体制整備を行い、本年1月から船舶活用医療の運用を開始したところでございます。 今後これらの船舶を活用した実働訓練や実際の災害時での活動経験などを通じて必要な検証を進めてまいりたいと考えております。
伊藤辰夫くん続いて質問します。新設される防災庁には、他省庁への勧告権が付与されていますけれども、 これが形式的な書類のやり取りに終わることがに対して疑念があります。実際に他省庁との予算の執行を動かし、防災対策を加速させるための 実効性をどのように担保しているのかお伺いをします。
横山政策統括官 防災庁では、防災大臣の尊重義務付きの勧告権も背景に、各種具体的な計画における各府省庁の個別具体の施策の進捗状況について適時フォローアップを行うこととしてございます。 さらに政策を推進する必要がある場合には、躊躇なく勧告権を行使することで、府省庁の縦割りによる政策の抜き打ちや漏れをなくし、防災関係の施策を政府一体と 推進していくことができるものと考えてございます。 客観的根拠に基づきまして、具体的に必要な事前防災対策の実施や支援を、防災庁から関係省庁に勧告権を背景に強力に求めることをなどを想定してございまして、効果が高いものだと考えてございます。
伊藤辰夫くん 地域防災力の要はやはり自治体であると思います。防災庁が自治体に対して、専門知見を持つ職員を常駐派遣させたり、 平時から実践的な共同訓練を行ったりするなど、これまでの内閣府とは一線を画す。支援のメカニズムをどう構築するのか、お伺いをします。 横山政策統括官の防災庁の設置を見据えまして、昨年度より内閣府に各都道府県のカウンターパートとなるふるさと防災職員を配置してございます。 このふるさと防災職員が中心となって、平時には事前防災の取り組みを支援する体制を構築し始めているところでございます。 また、災害発生時には、ふるさと防災職員が地域防災リエゾンとして速やかに現地に赴き、平時の伴走支援によって気づいた顔の見える関係を生かして、 被災状況の把握や被災自治体の支援を行う取り組みも始めているところでございます。防災庁においてもこうした取り組みをさらに発展させまして、 ふるさと防災職員が地域におけるニーズの丁寧な汲み取りや、きめ細やかな助言を加えながら、 国と地方の豪雨で合同訓練の実施などを通じて、地域ごとの事前防災の推進に向けた支援の充実に取り組んでまいりたいと考えてございます。 伊藤辰夫くんすいません台湾のカレン地震では、 平時から明確な役割分担、役割分担に基づき、発災直後に民間団体が備蓄テント等を即座に設営するなど、 官民連携が驚異的なスピードで機能しました。日本においても、単なる協力依頼ではなく、民間の機動力や 備蓄を公的な防災計画に確実に取り組むための常設のプラットフォームを構築すべきと考えますが、 大臣の決意をお伺いします。
牧野国務大臣ご質問にお答えをさせていただきます。 近年自然災害が激甚化頻発化する中で、災害時における民間企業やNPOなどとの連携というのは、 委員ご指摘の通り、ますます重要になってきておりまして、産官学明の連携による災害対応力の強化は、 重点的に取り組むべき事項であると考えております。そのために現在の内閣府の坊さん防災担当におきましては、 国や地方自治体と民間企業との災害時における応援協定の締結の推進や実績があるNPOなどを対象とする。 被災者援護協力団体登録制度の活用によって官民連携による体制作りに取り組んでいるものと承知をしております。 内閣府の防災担当をさらに発展的に開所することになっております防災庁におきましても、こうした取り組みを引き継ぎ、 さらに充実する人員、そして予算を活用して、平時から関係者の間で顔の見える関係を構築し、 防災庁は中核と成って、民間企業やNPO、関係省庁、自治体と一体となって、 効果的。そして効率的に災害対応に臨む体制を構築してまいります。
伊藤辰夫くん、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。