+00:02チーム未来の土橋昭弘と申します。
+00:08本日は質問の機会をいただきありがとうございます。
+00:11まずサウジアラビアのパイプラインとエネルギー外交についてお聞きいたします。
+00:18安倍政権下で締結された日サウジビジョン2030というものがありますがこれをはじめとする戦略的協力の枠組みですが現在これらの合意文書はどの程度具体的なプロジェクトとして実装されているのかまたフォローアップ会合や成果指標の更新は行われているのか現状をお聞かせください高山大臣官房審議官お答えいたします。
+00:57ただいま日サウジビジョンについてお尋ねがございました。
+01:01このビジョン2030におきましては日本側議長経済産業大臣副議長として外務副大臣または外務大臣政務官そしてサウジ側の議長投資大臣ということでこの間で両国の往来の機会を捉えましてプロジェクトの進捗を閣僚レベルで確認する閣僚会合を設置して定期的に開催してございます。
+01:26またこの閣僚会合の開催に合わせまして官民の新たな協力文書を披露するビジネスフォーラムこれを開催してございます。
+01:35それで直近で申しますと昨年2025年9月に武藤経産大臣と先方のファーレフ投資大臣との間で第8回閣僚会合を東京で開催しております。
+01:51この中でゲームeスポーツですとかAI技術それからエネルギーこうしたものを含めまして幅広い分野における協力の進捗を確認してきているところでございます。
+02:05野橋昭郎君ご答弁ありがとうございます。
+02:11日本とサウジアラビアはエネルギーだけではなくて文化的にも関係を深めようとしていることは今後のさまざまな安全保障の点でも有益だと思います。
+02:23次に、エネルギー安全保障についてお伺いいたします。
+02:27現在ホルムズ海峡の情勢が不安定化しタンカー輸送への懸念が高まっています。
+02:34一方でサウジアラビアには東部の油田から公海側へ原油を輸送するパイプラインが既に整備されておりホルムズ海峡を経由せずに輸出が可能となっています。
+02:49この代表的な東西パイプラインいわゆるペトロラインは約1200キロメートルの規模で総工費は約1兆円後期も3年程度で完成したと承知しております。
+03:01そこで、日本がサウジアラビアと協力して新たなパイプラインづくりに参画することによってホルムズ海峡を経由しない輸送ルートを確保し優先的に原油供給を受けられるような枠組みを構築する考えはあるのかお聞きしていきたいと思います。
+03:20前提条件として我が国では現在ガソリン価格対策として年間約数兆円規模の補助をしており2022年以降では約8兆円が使われています。
+03:32今後も継続的な補助が必要になるのであればそれよりもパイプラインを新たに作って安く買った方がコスト面でもそしてエネルギー安全保障の点でも合理的ではないかと考えます。
+03:46複数の輸送ルートを確保することはエネルギー安全保障上も先ほど申しましたけれども有効であると考えます。
+03:55例えばパイプラインが1本何かのことで破壊されたとしてももう1本あれば原因を輸送することが可能です。
+04:03もちろんこの開発についてはサウジアラビアの意向もあろうかと思いますが先ほども申しましたように日本とサウジアラビアの間では日サウジビジョン2030の枠組みもあって将来的には水素やアンモニアといった次世代エネルギーの輸送も見据えたインフラ整備が想定されております。
+04:23新たに原油パイプラインを作るとするとそのまま次世代エネルギー輸送インフラへと転用できる可能性もあると私は考えています。
+04:32日本の製油施設とマッチしナフサを作りやすい中東の重油を確実に得ることは国益につながるとも考えられます。
+04:42もう一点補足しますとサウジアラビアの銀国UAEアラブ首長国連邦ですねここにもフジャイラ港へ出るパイプラインちょっと短いんですけどもこういったパイプラインがありましてこれは2008年に中国の企業が主導して作ってホルムズ海峡を通らないルートを確保しました。
+05:00これによって中国はUAEと親密な関係を作り上げました。
+05:05いわゆる中国シフトといったようなものですけれどもこういった中国が手を貸すことによって親密な関係を作ることもできました。
+05:13こうした観点を踏まえましてサウジアラビア国内における新たなパイプライン整備に我が国が関与することについてどのように検討しているのか見解をお聞かせいただけますと幸いです。
+05:26よろしくお願いします。
+05:27佐々木大臣官房エネルギー地域政策統括調整官お答え申し上げます。
+05:36委員から御指摘ございました。
+05:38サウジアラビアの東西を結ぶパイプラインにつきましてはホルムズ海峡を迂回する代替ルートとして非常に重要だというふうに考えてございます。
+05:47政府といたしましては代替調達先の確保に向けまして民間事業者の方々と連携しながらあらゆる手を尽くしているところでありまして今月赤澤大臣がサウジアラビアを訪問し同国の関係閣僚と会談を実施した際には原油パイプラインの活用も含め今回の事案発生も踏まえたエネルギー供給の強靭化に向けたあらゆる対応について両国間での協力を議論するためのタスクフォースを立ち上げることに合意をしたところでございます。
+06:18なお、水素アモニアのパイプラインの不設につきましては同国サウジアラビアも含めましていずれの地域でも漏洩の問題ですとか税化の対策をはじめとした保守保安上の観点ですとか大規模な投資回収が見込まれるだけのパイプラインの沿線上の需給の運動を含めて時間事項を踏まえつつ検討することが必要だというふうに考えられているところでございます。
+06:44ただいずれにしましても今後ともサウジアラビア側にどのような意向ニーズがあるのかこれをしっかり把握していくことも含めしっかりと一措置を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
+06:56土橋昭郎君はいご答弁ありがとうございます。
+07:01何かと難しい面はあろうかと思いますが中東の重油を安定的に確保することはやはり極めて重要ですので日本からも具体的な案を多数出して向こうにもメリットがあるような形で取引をいたしまして外交交渉をしていただければと思います。
+07:20やはりサウジアラビアというのはかなり富裕な言ってみればお金持ちの国ですのでODAみたいなことはちょっとできないかもしれませんけれどもお互いに何かを協力し合うといったような形で連携できればなと思っております。
+07:34特にサウジアラビアだけではなくて中東諸国の有力者の中には日本のゲームやアニメ、漫画コンテンツの愛好者が多数存在しておりまして日本の関連企業への出資例もあります。
+07:46そうですので新たな同志国として考えていくといった可能性も十分にあると思います。
+07:52先日オーストラリアとも純同盟国といえるような関係を結ばれましたが米国だけに頼らない同志国ネットワーク構築の観点からもエネルギー外交とそしてコンテンツ外交を両輪で進めていただければと思います。
+08:06同じカバの飯を食うといった表現がありますけど同じ漫画を読んだ仲間といったものもすごく気が合うと思いますのでそういった観点からもいろいろな連携を進めていただければと思います。
+08:20次に、コンテンツ販売の海外促進策についてお聞きします。
+08:26今年度のコンテンツ産業関連予算は政府全体で約590億円であり韓国や中国米国には及ばないまでもかなり近づいてきました。
+08:37しかし、日本のコンテンツの海外配信はネットフリックスなどの海外プラットフォーム経由が多く収益性で不利であり顧客データも取れないなど条件の悪い構造にあります。
+08:49私もかつて脚本を壊しておりまして海外のプラットフォームにいくつか作品が載っているのですがやはりその作品が買取であったりとか誰が何回見たかを教えてくれないとか契約がかなり足元を見られてしまった契約になっておりますのでクリエイターとしても心苦しいところですし日本としてもほとんど収益が上がってこないといったほとんどと言っては言い過ぎですけれどもかなり収益性が低い状況となっております。
+09:14しかし、今のところ日本の支援は配信プラットフォームの構築というよりは海外プラットフォームへの供給支援にとどまっているように思われます。
+09:23そこでお尋ねします。
+09:25日本独自の配信プラットフォーム改築に対して現状どのような支援が行われておりどのような形で目指しておられるのでしょうか。
+09:35よろしくお願いします。
+09:36江澤商務情報政策局商務サービス政策統括調整官お答え申し上げます。
+09:52経済産業省は海外に通用するアニメ実写ゲーム作品について国内での制作や海外でも販売促進を支援してきたところでございます。
+10:03結果として作品が海外流通に強い外国企業のプラットフォームに供給されることも多くあったと認識をしております。
+10:11またご指摘のとおり作品の海外展開を外国企業のプラットフォームに依存し海外売上げのそのため回収率が低い顧客データが取れない等の課題もあると承知しております。
+10:25こうした状況に対応するため本年より新たに日本企業のプラットフォーム拡大支援を強化したところでございます。
+10:33具体的には流通プラットフォームの支援事業を創設しまして翻訳支援等による海外向けコンテンツの供給を拡大するとともに海外ユーザー拡大のためのプロモーション支援をするまた我が国のコンテンツ分野のその広さを生かしアニメから漫画やグッズにファンを送客するなどの日本企業の流通プラットフォームの競争力を高めにいきたいと考えております。
+11:01加えましてハードソフト両面の開発プラットフォーム等の支援も行ってましてこうした施策を通じて収益を拡大して日本初のコンテンツの海外売上を2033年に20兆円にする目標を達成していきたいと考えております。
+11:19野橋昭弘君ご答弁ありがとうございました。
+11:25今後もプラットフォーム競争や企画競争に勝つ方法を具体的に考えて推進していただけたらと思います。
+11:33ちょっと時間の方が少なくなってしまいましたので通告のものを2つ飛ばしまして省庁を横断してコンテンツを販売する体制づくりということについてお尋ねしたいと思います。
+11:45コンテンツ政策は内閣府経産省文化省総務省外務省などにまたがる分野であり政府全体としての司令塔機能が課題とされています。
+11:57経団連からも韓国の特殊法人国家と申しますのはKOCCAという特殊法人などでございますがこれが省庁を横断して実効性のある政策を推進する体制をそういったものをつくってもらいたいという声が出ています。
+12:13韓国の国家はコンテンツ政策人材育成そして海外販売に至るまで一気通貫のコンテンツ振興機関であり国として大きく力を注いでいます。
+12:24そこでお尋ねします。
+12:26コンテンツ庁をつくるといったような省庁再編は時間がかかりますが例えば韓国の国家のような特殊法人の設立は検討されているでしょうか。
+12:36またこの問題についてどのような問題意識を持ちどのように改善されるおつもりなのか考えをお聞かせください鈴木内閣府副大臣。