+00:00昨今の技術の進展により知事空間情報は経済社会各分野の諸活動に欠かせない社会インフラになりつつあると承知しております。
+00:15委員お尋ねの外国政府が日本の重要インフラの精密な3次元データを蓄積した場合のリスクにつきましては様々な状況が想定されるため一概に申し上げることは困難ではございますが一般論として申し上げますと防衛施設の詳細な配置これなどが明らかになりますと有事の際の攻撃リスクなどが高まることは否定できないものと認識しております。
+00:43防衛省といたしましては今後とも各省庁と緊密に連携しながら政府全体の取組に寄与していきたいというふうに考えております。
+00:53ありがとうございます。
+00:55防衛上の懸念もお示しいただきました。
+00:58重要なご答弁であると受け止めております。
+01:01次に、研究開発の促進の観点から経済産業省にお伺いいたします。
+01:07エンドツーエンドの自動運転の開発には膨大な走行データが必要です。
+01:13我が国においては各社が個別にデータを収集している状況にありデータの整備のあり方が課題となっております。
+01:19もちろん各社の競争力の源泉となるデータを一律に共有させることは現実的ではないですし何が競争領域で何が協調領域なのか事業者ごとに見解が異なり線引きも簡単ではないと認識をしております。
+01:33しかしながら共通で活用できるデータセットや走行データの標準要件など政府が枠組みを整えて事業者間で安全に共有できる基盤を整備していくこと日本の自動運転産業の競争力維持のために不可欠であると考えております。
+01:50そこで、経済産業省にお伺いいたします。
+01:53このエンドトゥエンドの自動運転の開発に必要なデータについて事業者間で安全に活用共有できるようなデータエコシステムの作成構築どのように進めていくお考えでしょうか。
+02:06今後の方針も併せてお伺いいたします。
+02:08経済産業省田中大臣官房審議官お答え申し上げます。
+02:17エンドツーエンドAIによる自動運転委員御指摘ありました。
+02:21複雑な交通シナリオにも対応可能で高精度な三次元地図が不要な新たなアプローチであり今後の自動運転の社会実装を進める上で有力な手段となる中核技術がありますがアメリカや中国などの海外企業が先行している状況でございます。
+02:36日本の自動運転開発プレイヤーも投資を加速させておりますがAI開発に必要な膨大なデータ収集分析を行うための莫大な投資をやりきれるかが課題でありまた各社ごとにデータ収集分析を行っているため開発スピードも向上しづらい状況にあります。
+02:54こうした状況を踏まえまして経済産業省では令和6年度補正予算事業でエンドツーエンドAIの初期開発に利用できるオープンデータセットの構築に取り組みその成果であるデータセットは公開しており各社の投資の低減につながるものと考えております。
+03:11またAI開発支援プログラムのいわゆるGNACにおきましてもエンドツーエンドAIの開発に必要なデータセットの標準要件の整理などを支援しております。
+03:21今後もエンドツーエンドAIの開発を加速するためのデータエコシステムの構築に向けて政府としても取り組みを進めてまいります。
+03:29ありがとうございます。
+03:31この共通の学習用データセットの開発及び公開そして総合データの標準要件の整備ですねいずれもエンドとエンドの自動運転の開発をめぐる上で欠かせない取り組みだと考えております。
+03:46今年度整備される標準要件を業界全体にどう広げていくのかご検討いただきつつ積極的な推進をよろしくお願いいたします。
+03:55最後にプライバシー保護の観点から個人情報保護委員会にお聞きいたします。
+04:04自動運転車両のカメラは走行中に歩行者の顔を含む映像を常時記録しております。
+04:09このデータは自動運転AIの安全性向上に不可欠でありますが同時に国民のプライバシーに関わるものでもございます。
+04:18プライバシーをしっかり守りながらもAI開発事業者が必要なデータを適切に活用できる環境を整えることが重要だと考えております。
+04:27現在個人情報保護法改正案の審議も行われておりますがこの車両が収集するデータに含まれる歩行者の顔等の個人情報をAI開発事業者が収集管理することについてプライバシー保護とAI学習への活用をどう両立させていくお考えか個人情報保護委員会の見解をお聞かせください個人情報保護委員会事務局小川審議官。