+00:02賛成党の木下俊之でございます。
+00:08本日も質問の機会をいただきましてありがとうございます。
+00:12心から感謝を申し上げます。
+00:14本日私が取り上げますテーマは万国郵便連合憲章の改定に関しまして中国系の越境ECいわゆるインターネット通販企業の急拡大によります。
+00:28日本国内企業への悪影響をどのように止めるのかという問題についてでございます。
+00:36近年日本国内ではテミューシンアリエクスプレスなどと言いました。
+00:43中国系の越境インターネット通販企業が急速に拡大をしていると言われております。
+00:50特にテミュこれは2023年の日本初進出から短期間で非常に多くの利用者を獲得したと報じられておりまして私はこのままいくと日本の多くの通販企業や楽天などの売上を落とすのではないかと大変心配しているところでございます。
+01:10私の周りでも多くの人がなぜ中国から送料無料で商品が届くのかということで大変驚いておりますが一方で日本の多くの皆さんの実質賃金は上がっておりませんので送料無料低価格ということで使っている人は結構多いではないかと思っております。
+01:32本日は日本郵政株式会社の方に参考人として来ていただきまして誠にありがとうございます。
+01:39まず日本郵政の皆さんに2つ質問をいたします。
+01:43まず1点目近年テミューシンなどの中国系インターネット通販企業による日本向けの小口輸送が急増しているのではないかと聞いております。
+01:542023年から2025年までの3年間で中国発の小型国際郵便越境EC関連小口貨物の取扱量がどのように推移しているのかを伺いたいと思います。
+02:09というのも先日農林水産委員会で家畜電線予防予報の改正の問題が取り上げられたわけですが中国から国際郵便を使って違法の畜産加工品が大量に入ってきているという現実がございます。
+02:24この中国系越境インターネット企業の関連の貨物の動きどうなるかをまずお伺いしたいと思います。
+02:332点目が中国発の国際貨物郵便に関しまして日本郵便が受け取るいわゆる到着料これが実際の国内配達コストに対しましてどの程度回収できているのかという問題でございます。
+02:48というのはインターネット上では中国発の越境ECの送料が無料ということはこれは万国郵便条約を利用して途上国向けに先進国では郵便料金を安くするその制度をうまく利用しているからではないかという書き込みも目につくわけでございます。
+03:10実際実態はどうなのかいわゆる実行両立を可能な範囲でお示しいただきたいと思います。
+03:17以上2点につきまして日本郵政の皆さんにお伺いしたいと思います。
+03:22西口常務執行役お答え申し上げます。
+03:31まず1点目の最近の中国からの小口貨物の取扱料の関係でございます。
+03:39過去3年間の推移2023年度から25年度という期間で見ますと中国を除く全世界から日本に到着する小型国際郵便物が大体年平均約5%の減少でございます。
+03:56一方で中国から到着する小型国際郵便物は競争の激化の影響もあると思われますけれども平均で約12%ほど減少してきているといった状況でございます。
+04:11その上で2点目の先生からの御質問国内の中国からの郵便小包みの到着料で国内の配達コストがちゃんとまかないというのかというお話でございますけれども2019年に政府の方も一緒になっていただいて万国郵便条約改正をしていただいております。
+04:39現在におきましては中国からのものもそうですけれども他の先進国のものから受け取る到着料につきましては国内の調達コストを賄う両立つまり到着料を適用できるようになっておりまして従いまして中国初の小口郵便貨物につきましても配達コストを賄える水準で到着料をいただいているというのが現状でございます。
+05:14なお、先生御質問の具体的な両立につきましてはこれはUPUのルールに則って各国の郵便事業体間で取り決めをしてやっておりまして一般的に各国とも公表しておりませんのでお答えは控えさせていただければと思います。
+05:34篠下俊之君お答えありがとうございました。
+05:38ということは第一次トランプ政権のときにトランプ政権がアメリカの郵便料金を守るためにかなり激しくやりとりをしていたと思うんですがそのときに上手に日本側も赤字にならないようにされたということでこれは大変素晴らしいことではないかと思っているんですがただインターネット上では相変わらず日本郵便の赤字が中国の越境インターネット通販を支えているというような書き込みも散見されておりますのでぜひそういった実態は違うんだということをぜひ国民に向けて丁寧に説明することが必要ではないかと思うんですがその点について日本郵政のお考えをお聞かせください西口常務執行役先生は御案内のように到着料は国際郵便の配達に伴うコストを賄うための各国の郵便事業体幹の制度で成り立っておりまして裏返して言いますと日本の中での日本郵便の郵便局のお客様向けのお知らせなり情報提供ではちょっと趣旨が違うのかなと思っておりまして現時点におきましてはちょっと積極的に日本郵便の方から郵便局のお客様じゃない人たちも含めた情報提供までは考えていないというのが現状でございます。
+07:05木野里司君お答えありがとうございます。
+07:10ただSNS上での誤解を放置していくとどんなふうに発展していくかもわからないのでそれであえて今回もこうして国会の場に来ていただいてお答えいただいたわけでございまして相変わらず誤解されている方は結構いらっしゃると思いますのでぜひSNS上での対策をやっていただくようにお願いいたします。
+07:32これは回答いりませんでは次の質問に参ります。
+07:36今回の追加議定書の改定案の説明によりますと郵便コストの実情に合わせて到着料を定期改定するということになっていると聞いております。
+07:47既に日本郵政はコストに見合う両立を得ているとのことですが物価引き続き上昇中現有の価格も上がっておりますので毎年到着料を改定して日本の郵便利用者の皆さんの赤字で中国系企業を助けるということのないように運用していただきたいと思うのですが今後の運用についてどのようにお考えかお聞かせください西口常務執行役先生の御指摘のとおり現時点におきましては中国発の郵便小包も国内の配達コストは賄えております。
+08:31一定の利潤も含めてただおっしゃられるように物価というのもどんどん上昇してエネルギー価格も非常に厳しい状況に中になってきておりますので今の制度では毎年毎年両立といいますか料金というのは変更することが可能としていただいておりますので物価の上昇に合わせてしっかりとコストが賄えるような両立をUPUの方に申告し適用していきたいというふうに考えております。
+09:02篠下俊幸君ありがとうございました。
+09:05日本国民の負担となることのないように速やかな対応をどうぞよろしくお願いいたします。
+09:12ありがとうございました。
+09:12では次の質問に入ります。
+09:15これは経済産業省の皆さんへの質問ですが現在の中国系のインターネット通販の拡大問題は既に国際郵便料金の優遇というレベルにとどまらないわけでございます。
+09:292010年代までは国際郵便料金が途上国に対して割安に設定される仕組みを利用するということでビジネスを拡大していたわけですが現時点では既に先進国に配送の拠点を置いてそして先進国の通販企業のシェアを取りに来るという段階に移ってきているわけでございます。
+09:55中国系越境EC企業は非常に巨大な資本で運営されておりまして例えばテミュの親会社PDDホールディングスこちらは売上で楽天の4倍の約10兆円純利益が2兆円ございます。
+10:12その巨大資本が無料配送と超低価格を武器にいたしまして短期間でその国のシェアを奪いに来るという戦略を取っているものと思います。
+10:24ですから先ほど申し上げたように実質賃金の低下に悩む日本の消費者特に所得の伸びない若い皆さんにとってはこの中国系の越境インターネット通販企業の商品は大変魅力的に映るわけではないかと思います。
+10:41そこで、経済産業省に伺います。
+10:44この中国系越境EC企業インターネット通販企業によりまして日本国内の中小企業や日本国内のインターネット通販企業に対してどの程度の影響が出ているのか定量的分析を行っているのでしょうか。
+11:00また、日本国内事業者との競争条件が公平であるかどうかについて政府において検証したことはあるのでしょうか。
+11:09この2つについて伺います。
+11:11渋谷大臣官房審議官お答え申し上げます。
+11:19経済産業省では毎年度電子商取引に関する市場調査というものを実施しております。
+11:26それによりますと例えば2024年の1年間で日本国内のB2CのECの市場規模は約26兆円また日本の消費者が中国の事業者から購入した商品等に係るECの市場規模は約470億円と推計されておりましてここ3年間で前者が約15%後者は約19%伸びております。
+11:52従いまして中国からの越境ECの取引の成長率が国内のECの市場の成長率を上回っているということがわかります。
+12:01また、国内事業者との競争条件が公平であるか政府によって検証したことがあるかとの委員のご質問につきましては令和8年度税制改正におきまして国境を超えた電子商取引に係る奨学輸入貨物の課税の見直しが行われましたがその見直しに先立つ政府税制調査会専門家会合におきまして格安益協ECが非常に伸びており国内事業者との競争においては不公平アンフェアな状況だまた奨学輸入免税制度は国内外の事業者間における競争上のイコールフッティングを図る観点から見直しを行っていくべきなどといった議論が行われたものと承知をしております。木下智之君お答えありがとうございます各個の企業がどれだけ日本に売上をふやしているかというのはなかなかまだ情報をつかみにくいということですがこれは経済産業省の所管の法律になると思います。
+12:59が特定デジタルプラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する法律いわゆる透明化法というのがあると思います。
+13:08現行法は出店者に対してプラットフォーマー側が取引条件をどうしているかというその開示を義務化したものだと伺っておりますがこれを法律を改正して例えば売上市場規模の国別の情報を開示させるように改正されてはいかがかと思うのですがこの点について経済産業省の御見解を伺います。
+13:34渋谷大臣官房審議官お答え申し上げます。
+13:42経済産業省が所管をしております。デジタルプラットフォーム取引透明化法というものは国内の事業者か国外の事業者かにかかわらず日本での市場支配力を有する大規模なプラットフォーム提供事業者とそのプラットフォームを利用する事業者との間の不透明不公正な取引を是正するために制定されたものでございます。
+14:05委員が御指摘になられました。
+14:08越境ECに係る取引総額のようなデジタルプラットフォームとその利用事業者との間の取引における透明性公正性の向上に直接は関係しない情報の報告義務のものを課すということは法の趣旨目的にはなじまないのではないかというふうに考えております。
+14:26木下俊一君御回答ありがとうございます。
+14:30これは通告していないので要望にとどめておきたいと思いますが中国系の越境EC企業に悩まされているのは日本だけじゃなくてヨーロッパも同じでございましてヨーロッパはデジタルサービス法に基づいて巨大プラットフォーム企業に対してですねこれテミューとシーンの両方ですけどもこれに対して今デジタルサービス法に違反するのではないかということでいろんな調査を開始しているわけですねこれについて国別に情報開示を多分EUがこの両者に対して求めていると思いますのでぜひ外交ルートを通じて情報共有されてぜひ日本の通販企業を守っていただきたいと思います。
+15:19これは要望でございます。
+15:20では次の質問に入ってまいります。
+15:25こういった中国系の越境EC企業の問題を取り上げますといやいや一方で日本企業も中国向けのインターネット通販で利益を得ているんだという意見もいただくことがございます。
+15:40しかし、日本側で利益を得るのは一部の巨大企業巨大プラットフォームでありまして損するのは国内の中小企業地方の小売業というのが現実ではないかと思います。
+15:54そこで、財務省の方に伺いたいと思いますが国全体の輸出入額だけでなくて誰が利益を得て誰が負担しているのかということを分析した上で国内外の事業者間の競争上の不均衡を是正する観点から税制や通貫制度を見直す必要があるのではないかと思うのですが財務省のお考えを伺いたいと思います。
+16:19藤井主税局国際租税総括官お答え申し上げます。一般的に申しまして、先生ご指摘のとおり、国境を越えて行われる電子商取引を含めまして、経済活動のグローバル化が進展しておりますので、そういった中で税制、それから関税につきましても、国内外の事業者間の公平な競争環境を確保するということは重要な点でございますので、必要な見直しを検討していく必要があるというふうに考えております。
+16:57こうした観点から例えばでございますが令和8年の税制改正におきまして国境を越えて行う電子商取引に係る消費課税に関しまして経済産業省の方から課税の公平性や中立性確保の観点から適正な課税のあり方を求めるという税制改正要望をいただきまして政府税制調査会の専門家会合におきましても円滑な通貨業務への影響の観点なども含めまして議論を行わせていただき奨学免税制度の見直し等の改正を行わせていただいたところでございます。
+17:32今後とも所管省庁有識者関係事業者の方々の御意見を丁寧にお伺いしながら必要な対応は検討していきたいと思っております。
+17:42木下俊幸君御回答ありがとうございます。
+17:46この大量小口物流の急増というのは模倣品ですとかそれから麻薬などの危険物環境基準を守っていないような不適切な製品こういったものの大量流入リスクとも関係するわけでございます。
+18:03現在の1万円以下の輸入免税制度はこういったテミューとかシーンのような大量小口輸送時代を想定していなかったのではないかと思うわけでございます。
+18:15そこで、財務省に改めて伺いたいんですが令和6年の輸入庫化件数全体で1億9000万件という膨大な件数ございますがそのうち1万円以下の小額輸入貨物が1億7千万件ということで全体の9割を占めているわけでございます。
+18:35これはもはや例外的な小額輸入ではなく巨大な商業物流そのものだと思っております。
+18:43そこで、改めて2つ伺います。
+18:47まず税制改正によりまして令和10年の4月2年近く先から1万円以下の通信販売品について消費税課税の見直しをされるということを伺いましたがなぜ施行まで2年を要するのかその間国内の事業者との競争上の不均衡が放置されているわけですのでもっと急ぐことはできないのでしょうか。
+19:12それから2つ目今回の見直しは主に消費税のことを見直されたわけですが関税については1万円以下の免税が残るわけであります。
+19:21国によっては非常に税率が違うということもレクの際に伺いましたけれども関税には国内の産業を保護するという機能があるわけですので大量反復輸入そして巨大プラットフォーム経由の輸入についてはこの関税の奨学免税についてもできるだけ早く引き下げるまたは廃止をするべきではないかと思いますがこの2つの点についてお伺いいたします。
+19:45藤井主税局国際租税総括官消費税の部分につきてお答え申し上げます。
+19:59令和8年の税制改正におきまして国庫を超えて行われる電子商取引に関しまして国内外の事業者間の公平な競争環境確保の観点から輸入者における消費税の納税義務が免除されております。
+20:131万円以下の商品これにつきまして販売者に納税義務を課すとともにその適正課税を確保するの観点から取引を仲介する一定のプラットフォーム事業者に納税義務を転換するという制度を導入させていただいております。
+20:29これらにつきましては委員御指摘のとおりできるだけ速やかな施行が望ましいということは私ども思っております。
+20:38ただ他方でその実施に当たりまして事業者や税関でのシステム改修がどうしても必要でございまして政府税庁の専門家会合でも十分な準備期間が必要との事業者の意見も報告を受けているところでございます。
+20:52その上で、システム改修のための準備期間等を踏まえながら最も早い施工時期はいつかということを検討させていただきまして令和10年4月から新制度を開始するということにさせていただいたところでございます。
+21:05財務省といたしましてもこの令和10年4月の施工に向けて新制度の対象となる事業者の方々に必要な準備が着実に行われるよう関係機関とも緊密に連盟しながら取り組んでまいりたいと思っております。
+21:18広光大臣官房審議官お答えいたします。
+21:33関税の奨学免税制度につきましては奨学輸入貨物に関連する課税制度の見直しの一環として関税外国国家政審議会等でも有識者にご議論いただいてきたところでございます。
+21:45仮に関税の奨学免税制度を廃止した場合には委員御指摘がありましたとおり国内産業保護機能の強化につながるほか国内外の事業者間の競争上の不均衡の是正や課税の中立性が確保される面があるものと考えております。
+22:01一方で関税は物の種類や原産地によって適用される関税率が異なることから関税の奨学免税制度を廃止した場合には輸入許可件数の9割以上を占める課税価格の合計額が1万円以下の貨物につきまして物の種類等を確認し適用される関税率を確定する業務が通貨業者や税関において新たに発生することになります。
+22:26これにより迅速な通貨の実施に影響が生じ円滑な物流に支障をきたすことで消費者の利便性が損なわれる恐れもあると考えられます。
+22:35これらの観点を踏まえつつ関税の奨学免税制度の見直しにつきましては引き続き検討を行ってまいります。
+22:42以上です。
+22:43木下俊一君できるだけ早く穴を塞いでいただいて日本国内のEC企業を守っていただきたいと思います。
+22:52時間になりましたので終わります。
+22:53ありがとうございました。
+23:08次に、宇佐美昇君。