委員長 川村雄大くん 公明党の川村雄大でございます。本日はお三方というところを見ていただきまして本当にありがとうございました。 これまでも衆議院、それから参議院委員会通じて通じてですねこの憲法改正とりわけ高額療養費制度の運用に当たっては、様々質疑が重ねられておりまして政府答弁も様々出て ございますけれどもこれまでの委員会の質疑を総括してみますと、 大体三つの論点があるかなと思っておりまして一つはやっぱり制度見直しのプロセスに丁寧さを欠いていて、患者の皆様の不安が十分に払拭できていないという点それから、 闘病に伴う患者の家計への圧迫の実態、政府が把握していない。そして、必要な受診が抑制されてしまうということへの懸念が やはり政府の答弁からは払拭できておりませんそれから、実際に今回の見直しによって、誰がどの程度負担増と成って、誰が軽減されるのかという。 まさに安藤先生がお示しになられたようなデータを政府の方で示すことがない。 このままでは、このいわゆるセーフティーネット機能を毀損してしまうのではないかという強い危惧を抱いておりまして、私としてもこの高額療養制度の運用にあたってはですねしっかりと条文の修正を含めた対応が絶対必要であるというふうに思っているところでございます。 そこで桜井参考人に最初お聞きしたいんですけれども今回の見直しのプロセスそのものについて改めてお伺いしたいんですが 患者当事者の声は十分に反映されたとお感じになっていますでしょうか?あるいは、その議論の経過で どのような形であれば患者の声が反映されたというふうにお感じになって率直なご意見をお聞きしたいと思います。
桜井参考人ありがとうございます私どもも当初案が出てきたときに、本当に驚きました。 その結果としてどんな議論がされているのかということを議事録をみんなで全部読み合わせをいたしました。 私達現役世代の患者さんたちの声が全く入っていないということこれがとにかく衝撃的でしたそこから私達は国政に声を届けるために行ったことっていうのは声を集めることしかできませんでした。 その結果として検討会が立ち上がりそこで私達が参加するようになったんですけども、もうご覧のように、やはり患者さんたちが参加をすることで、 様々な議論が深められ、そしてエピソードがたくさん出てくるということがわかっております。このナラティブな声をデータでしっかり検証していくということ こうしたことがやはり会議体として必要なんではないかと思っております。現在も患者団体の声を聞きましたというような答弁がされております。 症例も示しましたというような答弁もされておりますが、私達から見ますと、 いや、家計が減ったということ入ってないお子さんが何人いらっしゃるんだかということを全く考慮がされていない。そうしたデータを用いて、使いましたというふうに言われても、全く納得ができないというのが現状と言わさせていただきます。
川村雄大くん、まさに先日の私も委員会で質疑をしましたけれども、この個別具体に光を当てて、ナラティブを集めるということは極めて大事でありますが一方でそれを 集めてですね、数値として出してエビデンスとして政策に反映していくこれは本当に大事なことであるというふうに思います。 今回修正案等々私達も検討してまいりますけれども先ほどの資料を拝見しますと衆議院での付帯決議を踏まえましてそれをしっかり盛り込んだような条文にすべきであるというふうなご意見が あったと思いますが、特にここは大事だからここだけは入れてくれというようなことがもしおありでしたらご意見を伺えればと思います。桜井参考人でお願いします。
桜井参考人はい、ありがとうございます私が提出させていただきましたこの14ページ、この赤い色の字の部分です。 これは私は社会保障の哲学だと思っております。この哲学の部分を私はしっかりと明記をしていただきたいと思います。特にですね2個に書いた言葉です。 この社会保障というのが高額療養費の制度が医療保険制度において国民の生命及び生活を守る上で、 書くことができない中核的な役割を果たすものだというこの現状認識をまず共通して持つことそして条文に記載をすることと同時に今回やはり数字がなかったというような答弁も出ておりますので それをしっかり集めるということこれをしっかり明記をしていただきたいと思います。公共政策というのは人の命を守るものだと思いますので この命が失われないように対策を講じるための政策立案というものを その当事者含めた会議体の中で議論をすることこれを条文の中にしっかりと明記をしていただきたいと思います。今、付帯決議の方に入っておりますのでこれで私は弱いと思っております。是非、附則もしくは条文の中に織り込んでいただきたいと思います。 以上です。
川村雄大くん、非常に重要な言葉ありがとうございました。しっかり胸に刻んでやってまいります。 安藤先生にお伺いをしたいんですけれども芳賀委員も今ご指摘のありました先日も破滅的医療支出WHOの基準に 相当するような日本政府としての厚労省としてのそういった基準みたいなものがあるのかということに対して、ないというような答弁もございましたけれども、 年間上限を設定することによって、例えばフル12ヶ月、高額療養費に該当するような方については多くの方で 年間上限によって負担が減るというようなデータ安藤先生もお示しになられてますけれどもしかしながらやはり月額の負担額を引き上げるということに強い懸念をお示しになっていると思いますが 改めて、月ごとの自己負担を引き上げるということが危険であるというようなご主張について改めて教えていただけますでしょうか?
安藤参考人はい。ありがとうございます。この点把握するのが非常に難しい。 ことだと思うんですけれども、私の資料でいくと7ページの図5から図7、これ私のこれ独自の試算というよりも、厚生労働省の 見直し案からある種機械的にこう考えたらこうなるっていう話なんですけれどもはい。 月額上限を上げて3回例えば上限に引っかかったらその後多数回該当に移るとそれでも既に 複雑なんですけども皆さんそこら辺はだんだんわかってきたんだと思うんですけども、その後多数回該当が何か言え引っかかるかというところで、またその負担軽減になるかならないかっていうのも変わってくるんですね。 そして厚生労働省のや専門委員会の資料ではいろんなケースを出しましたと、検討しましたって言ってるんですけども、ここはかなり チェリーピックといいますか統計学的にはチェリーピック統計学ではないんですけども、負担減になるケースをたくさん出しているんですよね。そして、実際には多数回該当もかなりの数まで 到達しないと負担減にはならないので、多くの人が8割9割の人が負担減にならない負担増になると 貨物技術がクリアに3回ぐらい引っかかる人からそっから3回引っかかる人から10回9回ぐらい引っかかる人っていうのが特に大きな負担増になると いうことでそういう人たちの割合がかなり多いんですけれどもそういったことっていうのは全然統計として統計統計というかシミュレーションでも出してこない。 皆さん割とこのシミュレーションと統計を分けないで議論されることも多いんですけども、シミュレーションでもいいから出していただきたいんですよね。データとして公表を細かく検証するっていうのが大変だとしても、 このシミュレーションで出せるはずなんですが、それをごく一部のケースだけを取り出してこういう人はこうなりますっていう議論しかしていないというのが現状だと思います。はい。
川村雄大くん、まさに先生今おっしゃっていただいた通りでシミュレーションでもいいから出してくださいというようなことを質疑も重ねておりますけれども、先生がご認識の通りの 同じ通りに終始しているというのがこれまでの委員会の在り方であったというふうに、まさに思いますので 政府、この安藤先生が示されたデータというのはいずれも政府公表のデータをお使いになったということで間違いないでしょうか?
安藤参考人はい。今回は意識的にその点を重視しまして、 全ての資料というのは基本的に政府の統計に基づくもので、私が独自に集めたデータも使っていませんし最低限必要な家庭以外は全て政府の統計あるいはWHOの 統計に基づくものになっています。はい、
川村雄大くん そうしますと先生の示されたデータというのは政府としてもある意味、テクニカルにも簡単に容易に出せるものであるというふうにお考えでよろしいでしょうか?
安藤参考人 はい私はそう思います。しかも本来政府であれば、よりきめ細かいところ、例えば私の場合はどうしても1人でやってますので、1%負担分というその高額療養費のなかなか難しいさらに難しくしている部分みたいなものは考慮していませんし 例えばその多数回該当の話で言えば、他の月はゼロみたいな仮定をどうしても置かざるを得ないんですけれども、そこも本来はかなり細かいシミュレーションというのが容易にできると私は考えております。 はい 川村雄大くんと時間がなくなっちゃった今日月森先生に最後一言先生のお立場からこの高額療養制度の見直しについてご見解を端的にお伺いできれば幸いでございます。ありがとうございます。
城守参考人今回様々な見直しが今、 高額療養費制度行われたわけですけども、この会議ですね専門委員会においては患者さんの方々にも参画をしていただいてございます。 ただし金額とかですね。 に関しては、両大臣合意の後に、報告事項として挙げられてきたということでそれは報告事項でございました。 考え方の方向性に関しては、皆さんですね、概ね共有はされていたと思うんですが実際にこの金額設定の問題であったんだなということを、今その安藤先生のですね。 お話をお聞きして改めて認識をさせていただいたということであろうと思います。この制度の見直しの議論そのものがですね、 この財源をですね捻出するためにというよりも、この医療保険制度の持続可能性の観点からということで始められたものですから その観点で議論をしていたわけでございますが、やはりこの患者さんの自己負担のみをですね、大きく上げていくということではなくて、 それは皆さんが反対されることであろうと思ってましたので そうしたら、税を上げるとかですねそういう議論にもなるのかなということが、ならなかったということが、私は先ほども申しましたが、重ねて残念だなというふうに今回思っている次第です。以上です。川村雄大どうもありがとうございました。