+00:02藤沢忠盛君自由民主党の藤沢忠盛でございます。
+00:10本日は初めて質問の機会をいただきました。
+00:14理事の皆様そして委員の皆様に心より感謝申し上げます。
+00:18私はこれまで大学教員として都市計画まちづくり空き家問題中山海地域政策などの研究に携わってまいりました。
+00:29また、地元愛知県豊田市三好市をはじめ各地域において空き家調査や地域調査を行ってまいりました。
+00:38その現場で強く感じてきたのは空き家問題というものは単なる住宅問題ではなく相続家族関係地域コミュニティさらには高齢化社会の問題そのものごと深く結びついているということであります。
+00:56実際に長年放置された空き家の多くでは相続手続きが進んでいない親族間で調整がつかない妻子財産の承継が整理されていないといった事情が見受けられます。
+01:14特に仏壇などが残されたままとなり家族の思い出が整理できないまま結果として空き家の除去や利活用が進まないケースを私は数多く見てまいりました。
+01:29豊田市三好市は世界に誇るものづくりの街である一方中山間地域も抱えております。
+01:37都市部と中山間地域の両方を持つ自治体として高齢化人口減少空き家問題地域コミュニティの担い手不足など地方都市共通の課題にも直面しております。また、単身高齢者の増加認知症高齢者の増加など家族のあり方も大きく変化しております。
+02:03私自身母が認知症を患い現在特別養護老人ホームに入所しております。
+02:11が成年後見制度や遺言制度はまさに現実の生活と地域社会を支える制度であると実感をしておりますこうした中で成年後見制度や遺言制度は単なる法律上の制度ではなく国民一人一人の尊厳ある生活を支えるとともに地域社会の持続可能性にも深く関わる重要な社会基盤であると考えております。本法案は本人の自己決定権を尊重しながらより柔軟で利用しやすい制度へと見直すものでありその方向性を高く評価するものであります。本日はとりわけ地域社会や地方自治体の現場という観点から制度の実効性について質問させていただきます。
+03:09本日は法務大臣がご不在等々のことでございますので政府参考人あるいは副大臣に丁寧なご答弁をお願い申し上げます。
+03:18まず本改正の背景認識についてお伺いいたします。
+03:25我が国では高齢化の進展に加え単身高齢者や身寄りのない高齢者の増加など家族経済が大きく変化しております。
+03:36また、地方では人口減少が進み地域コミュニティの維持そのものが課題となっております。
+03:45特に中山間地域では相続未了や財産管理の停滞が空き家問題や所有者不明土地問題へと直結しております。
+03:57私が各地で行ってきた空き家調査でも単に建物が古いから空き家になるのではなく相続が整理できない家族間の感情的整理がつかない歳し財産の消費が進まないこうした背景が長期放置の大きな要因になっていることを実感しております。
+04:23つまり成年後見制度や遺言制度は個人の財産管理にとどまらず地域社会の維持や地方自治体の課題解決とも深く関わる制度になっていると考えます。
+04:38政府として成年後見制度遺言制度を取り巻く社会的ニーズの変化をどのように認識しておられるのかお伺いいたします。
+04:49法務省松井民事局長。