+00:03全省ホールディングス小川と申します。
+00:11よろしくお願いいたします。
+00:12私ども全省ホールディングス外食事業を行っておりましてお米に関しましても当然ではございますけれども主要な食材として使用させていただいております。
+00:23その立場から本日は食料法改正案に関しまして意見を申し述べさせていただければというふうに思います。
+00:31お手元横長の資料がございますのでご覧いただきながらお聞きいただければと思います。
+00:381ページおめくりいただきまして本日食料法改正案の主要な改正事項でございます。
+00:461つ目は在庫報告ですね2つ目先取りして申し上げますと民間備蓄に関してそれぞれ意見を述べさせていただいた上で最後に法案の全体像もしくはお米の納税に関する全体に関して少し意見を述べさせていただければというふうに考えております。
+01:08まず2ページ目の在庫報告に関してでございます。
+01:13今回の改正内容といたしましてはいわゆる中食外食の事業者も含めて在庫の報告義務を求めるという内容と承知をいたしております。
+01:26私ども外食事業者としての立場で見解を述べさせていただくと私どもの使用するお米というのは基本的に流通全体の中では非常に限られた分量であろうというふうには考えております。
+01:41基本的に私ども玄米の保管機能というものは一般に持っておりませんし精米の機能というのも持っておりませんので精米後の白米の形で近日中に使用する分を在庫しているかどうかということで場合によっては卸の事業者さんから直接お店に納入していただくような場合も多くございますので外食事業として在庫している分に関しては非常に限られているという認識でございます。
+02:08その上ででございますけれども仮に在庫報告を求められた場合でございますが私どものような一定の規模のございます事業者であれば在庫報告に対応することは十分可能であろうというふうには考えております。
+02:26他方でやはりそういった体制の整っておられない中小の事業者さんに関しましてはこの在庫報告の負担が大変だというお声は業界団体も通じて聞いているところでございますのでこちらにはぜひご配慮をいただいた制度の設計としていただきたいなというふうに思っております。
+02:47制度論としてというふうに書かせていただきましたけれども今回のいわゆる令和の米騒動でございますけれども流通の目詰まりということが初期において非常に言われたわけですけれども結果においてはこれは野水省さんのお出しになっている資料からも流通の目詰まりというよりは受給を見誤ったということが最終的には要因として大きかったというふうに理解をしております。
+03:17消費需要の減少トレンドを前提として生産をある程度抑制したところ思った以上に消費が伸びて生産に関してはその前の年のお米がやはりぶどまりが良くなかったということもあり大きな逆を生じてしまったというふうに理解をしております。
+03:41加えてこの米価の高騰が出てきた後においてもこの流通の目詰まりという仮説を排除しきれなかったことによって備蓄前の放出の判断が遅れてしまったということではないかというふうに考えております。
+03:57これを踏まえて赤枠の中ですけれども申し上げますと外食事業者も含めて在庫報告をさせていただくということの意味合いがあるとすればこうしたいわゆる流通のどこにあるのかないのかという議論を明確な数字をもとに行うことができますのでこれをもとにして備蓄の効率を行わないという判断が速やかに行っていただけるのではないかとそういった効果を見込めるのではないかと考えております。
+04:28加えて受給の見通し引き続きお示しいただくと思いますけれどもこちらの制度の向上という意味でも在庫の状況を把握していただくということの意味はあるかなというふうに考えております。
+04:45他方で先ほど申し上げたようにやはり中小の事業者さんの事業負担こちらにはぜひご配慮をいただきたいというところでございます。
+04:55一番下の部分でございますけれどもやはり生産者の生産を抑制するという部分がこれは長年の米農政の一つの基本的なマインドとしてあったのではないかというふうに考えております。
+05:12こちらは今回の法改正で生産調整という文言を削除していただくということでこれは大きな転換であろうというふうに考えておりますけれどもやはり供給の安定ということが非常に重要であるというふうに考えておりますのでそういった側面からは生産者さんの生産欲を抑制しないという生徒全体の方向性あるいは行政としてのメッセージというものが非常に重要ではないかというふうに考えております。
+05:42では続いて3ページ目おめくりいただきまして民間備蓄についてでございます。
+05:50大きく制度改正の内容としましては不作事だけではなくて需要の拡大時においても備蓄前の放出を可能にするとまた国家備蓄のみでなく民間でも備蓄を求めていくという内容と承知をしております。
+06:11一つ目の意見として申し上げたいところは備蓄の条件を緩和するということ自体は今回の事態に鑑みると必要であろうと考えておりますけれどもやはりその時々の恣意的な判断で価格の調整弁のような形で備蓄米が気軽に放出されてしまうということはやはり本来のあるべき姿ではないと考えておりますので何らかの形で放出の基準に関して定めていただくのが望ましいのではないかと考えております。
+06:50加えて民間備蓄そのものについてでございますけれども政府の備蓄を補完する形で民間の備蓄を活用していただくと特に既存の民間の米卸し事業者さんの省流を使って速やかに放出をしていこうというのはこれは理解できる制度設計だというふうに考えております。
+07:14他方で民間の米卸し事業者さんも政府の備蓄前と同じように営業倉庫に保管していていざというときにこの出口スロープ作業というものはあまり政府備蓄と変わらないのではないかというところもございますので速やかに備蓄を放出して消費地に届けるというオペレーションをどう行うかという部分に関しましては米卸の事業者さんと密接にコミュニケーションをしていただいて具体的な想定が必要になるのではないかというふうに考えております。
+07:54また、在庫の一定割合1割程度を備蓄として確保するという内容と承知しておりますけれどもこの備蓄として扱う部分の在庫管理ですとか保管にかかる費用負担といったものに関しては当然でございますが明確なルールの設計が必要と考えておりますのでこのあたりは今後お示しいただく部分かと考えております。
+08:26最後③番として書かせていただきましたが民間在庫を備蓄として扱うということは一定の速やかな備蓄の方式という意味では効果的と思いますけれども例えば不作が複数年連続したというような場合におきましてはやはり普段の在庫に対して備蓄用の在庫というのを大きく積み増しているという状態ではないということですのでこの本当に不作事のバッファーとしてはやはり民間在庫そのものでは対応が難しいのかなというふうに想像をいたしております。
+09:11そういった意味では政府の在庫というものが引き続き備蓄としての中心的な機能になるであろうと考えておりますので民間備蓄だけに依存しない制度設計としていただきたいと考えております。
+09:29次のページをおめくりいただきまして残された課題というふうに書かせていただきました。
+09:37やや僭越ではございますけれども1つは今回の法案の目的規定で需給の安定というふうに条文で記載されていると拝見をいたしました。
+09:50需給の安定やや言葉としては意味するところがちょっと不明確なのかなという気もいたしておりまして私どもとしてはやはり需要に対して供給を安定させる安定的な供給というところが米農政としては一番の優先ではないかというふうに考えております。
+10:14併せまして先ほども申しました。
+10:17生産の抑制というところですね長い歴史がございますので需要に応じた生産という言葉がイコール生産抑制あるいはその継続というふうに受け取られないように需要の拡大ということはある程度やっていただくとしてそこに対してきちっと供給をして安定的にお米が手に入る状態を実現していくという部分に力点を置いた政策としていただきたいなというふうに思います。
+10:47その上で、需要を拡大するとはいえそれに対しても作りすぎてしまってお米の価格が暴落してしまったらどうするんだというところはやはり生産者さんの観点としては終わりかというふうに思いますのでそういった場合には例えばあらかじめ需要を拡大しますというよりは過剰に作りすぎてしまったときはこういった形で輸出を支援しようですとかあるいは加工用米への転用を支援しようですとかそういった作りすぎてしまった場合の政府としてのご支援というような考え方があると生産者さんとしては不安なく生産しやすいのではないかなというふうに考えております。
+11:34続きまして価格に関してでございます。
+11:38やはりこの価格というところが非常に大事だと思っておりまして量が足りていても価格がやはり高騰してしまってはこれは消費者にとっては一大事であるというふうに考えております。
+11:51やはり主食であるお米特においしい日本米が手ごろな価格で手に入るという状態が消費者にとってはやはり非常に大事で手ごろな価格でお米が手に入らないということはやはり国家の一大事であるというふうに前提として認識を共有していただきたいなというふうに考えております。
+12:16その上で、消費者が手ごろなお米を入手できるけれども農家さんにとってもきちんと収支が立って生活をしていけるといういわば生産者さんと消費者がウィンウィンの状況というのを作っていくべきと思っておりますのでそのためにはやはり生産性を上げていくというところが大前提であろうというふうに考えております。
+12:43少ない労働力でもきちんとした量のお米を取れてそれを市場に供給できるとそのためには生産性の向上が不可欠だと考えておりますのでやはりここを政策の中心に据えていただきたいともう一つこれは実態といたしましてやはり外産金が化学形成に与える影響というところは無視できないと特に令和7年産のお米に関してある程度作業がいいという状況が見えたにもかかわらず価格が著しく高い水準から下がらなかったということはこの外産金の化学形成機能が果たした影響というのが大きいかなというふうにこれは率直に考えております。
+13:30ここに関しても何らかの形での見直しが避けられないのではないかというふうに考えております。
+13:38最後のページですけれどもこれも先日ではございますが米農政としてこういった大枠であるべきではないかという姿を書かせていただきました。
+13:50先ほど申し上げました。消費者と生産者がウィンウィンになるべきというところでそのためには生産を増やす生産性を上げるそれから消費を上げるということを3本の絵というふうに書きましたけれども一体として進めていただくということが農政の大きな枠組みとしては今後のあるべき姿ではないかというふうに考えております。
+14:18以上をもちまして私の意見陳述をさせていただきます。
+14:21ありがとうございました。