+00:02賛成党の木下俊之でございます。
+00:09本日も質問の機会をいただきましてありがとうございます。
+00:12心から感謝を申し上げます。
+00:14本日私が取り上げるテーマは先週の水曜日5月13日の外務委員会一般質疑におきまして我々賛成党の谷議員が取り上げました。
+00:26東シナ海における原油などの資源開発問題の続きでございます。
+00:31先週の質疑におきまして谷議員から東シナ海の資源開発は我が国が主導権を持ちながらもアメリカ政府やアメリカの石油メジャーと提携して行うのが現実的であり外交資源安全保障にまたがる複雑な問題を取り仕切っていけるのは茂木大臣をおいて他にいないのではないかとの問題提起をさせていただいたところであります。
+00:57ただ日本側がアメリカと組みたいといったところで石油メジャー側から見ましたら世界に多々ある原油埋蔵の可能性がある海域地域の中で地政学的なリスクのあるこの日韓共同開発区域や東シナ海の開発に着手すべき理由条件を日本側がもっと整理しておく必要があるのではないかと思っております。
+01:21その条件というのは一つは40年以上調査が行われていない海域でございますので最新技術を用いて資源探査を今一度行うことそして資源探査を行う際にはさまざまな外交上の問題が想定されますのでそれに対してまずは日本政府が断固たる姿勢で対応することこの2つではないかと思っております。
+01:49前回の一般質疑では谷議員から近年の深海掘削技術や3次元物理探査技術の進展を踏まえて改めてこの海域での資源ポテンシャルを再評価する必要があるのではないかと経済産業省に対して質問を行いまして経済産業省の政府参考人からは政府全体としてですね戦略的観点から適切に対応していく方針でございます。
+02:22とのお答えをいただいたところでございます。
+02:25私も農林水産省におりましたので霞が関文学は理解しておるつもりでございますがこの答えは何もしないと言っているに等しい回答ではないかと感じています。
+02:38そこで、今回は政府全体として戦略的観点から適切に対応していく方針というのは一体どういうことなのかをさらに質問させていただきたいと考えております。
+02:51前回の質疑でですねブラジルの事例を取り上げさせていただきました。
+02:57水深2000メートルの海底のそのまたさらに2000メートル深いところまで掘って油田を見つけているそういう事例でございましたがこの事例はですね海底に塩をたくさん含んだ層があったそうでしてこれまでのデータ処理の仕方では対応することができなかった事例だったそうでございます。
+03:19それで塩層か塩の層の下のイメージング技術だというのです。
+03:24そうなんですが欧米メジャーはすでにAIを駆使してデータ処理をしているということを伺っております。
+03:30ただAIを使えるようにするためにはAIのデータ処理の結果と実際の掘削の結果を照合して精度を高めていくという過程が隠せないわけでございましてその点でですね世界中で探査や掘削を行っている欧米系の資源探査会社の技術が我が国を大きく引き離しているのではないかということを大変危惧をしております。
+03:56我が国のジョグメックは2019年に世界有数の3次元物理探査船探査を購入いたしましてすでに7年が経過しておるわけであります。
+04:08船を持つだけではなくて取得したデータをどこまで解析できるのかということが非常に重要となっておりますが探査は当時の世界最高水準級の探査船を買い取ったと承知しておりますのでこのハードの教科よりもAIの解析深部構造解析などについてのソフト面の能力開発が重要だと考えております。
+04:34いささか前向き長くなりましたがここで経済産業省について対して改めて伺います。
+04:40調査船の探査購入後世界の最先端の資源探査技術掘削技術はどのように進化していると経済産業省では理解されているのかそれを説明された上で調査船探査は現時点でその技術が世界最先端のものであると言えるのかどうかさらには調査船探査に対してこの5年間でどのような能力向上投資を行ってきたのかハードソフトも含めてその投資額も含めて御説明ください枠田資源燃料部長お答え申し上げます。
+05:20まず資源探査技術でございますけれども様々な技術の発展によりましてより解像度を高く効率的に地下構造を把握できるようになってございます。
+05:30例えば海底設置型の受信機を活用した新しいデータ取得方法とかそれから飛躍的に向上したデータ処理能力を生かした分析手法などが今実装されているところでございます。
+05:41それから掘削技術につきましても技術が発展してございまして特にシェールガスオイルに代表される水圧破砕それから水平構成の掘削技術それから数千メートルの大水深超高圧力化での掘削技術の発展によりまして従来では技術的に最初は困難であった資源が取得可能となっているというふうに考えてございます。
+06:06それから委員御指摘のジョグメックのタンサーでございますけれどもこの探査の3次元物理探査技術につきましてはこれは世界最先端の水準でございます。
+06:15欧米のオイルメジャーをはじめとする世界の主要な資源開発企業も同様の手法で探査を実施をしているところでございます。
+06:23この探査の運行費をはじめといたしましてこの石油ガスの探査に必要な予算としては直近5年合計で約600億円を確保してございます。
+06:32この中で探査分析手法の改善も行ってきているところでございます。
+06:39これによりまして例えば地下構造データの解像度向上に寄与する音波発生装置の拡充それからデータ処理の効率化に寄与する探査制御システムの導入などを行いまして技術の改善を実現したところでございます。
+06:55引き続き探査物質技術の向上に向けて対応を進めてまいりたいと考えております。
+06:59篠下俊幸君お答えありがとうございます。
+07:035年で600億というのは運行経費も含めての合計金額ですよねその中でAIだとかデータ解析技術ソフト面の投資というのはどれぐらい行われているんでしょうか。
+07:17和久田資源燃料部長金額につきましては今手元にございませんがそのうち数でやっているということでございます。
+07:31後ほどまた委員には個別に御説明申し上げたいと思います。
+07:34木下俊幸君はい、ありがとうございます。レクチャーを受けたときは、事前のレクチャーのときは金額を言えるかどうかわからないということでしたが、こういう船舶の運航経費は非常に通常経費がかかると思いますので、実際にAIに関する投資を見てみたら何千万円だったか何億円だったかということはよくある話ですので、ぜひ後でデータも教えていただいた上で、この経費について増額をお願いしたいと思っております。
+08:04次の質問に入ります。
+08:05今AIにどれぐらいお金を使っているか金額示されなかったわけですが重要なのはこれまでの海底のデータと実際掘ってみてそこにどれだけ石油があったのかガスがあったのかなかったのかどうかそことの称号なわけですねそれで世界中の深海油田データを持っている企業ということであればテキサス州のヒューストンにSLB旧シュルテンベルジェという会社がございましてそこは北海メキシコ湾ブラジル西アフリカなどの膨大なデータを持っているものと思われます。
+08:49先ほど申し上げたように日本単独でデータ解析を強化しようとしても日本の我が国自体が深海の巨大油田経験がほぼないという状態でありましてそのAIを強化していくための教師データが不足しているという条件は明らかにあるわけでございます。
+09:10そこで、改めて経済産業省にお伺いいたします。
+09:14これがですねSLBのような世界最先端の解析AIを持つようなそして海洋データを持つような世界的な資源探査企業と組むべきではないかと思うんですが既に組んでいらっしゃるとしたらどこの企業と組んでいるのか組んでいないとしたらこれからこういう世界的な探査企業と組むおつもりがあるのかどうかについてお答えをください和久田資源燃料部長お答え申し上げます。
+09:46まず資源探査において有効な分析をしておくするためには物理探査によってデータを取得するところからこのデータを処理をして解析それから解釈を行うところまで全体のプロセスを成功が取れた形で設計をして実証することが重要だというふうに考えてございます。
+10:04現在ジョグメックにおきましても全体の資源探査技術の組み合わせも考慮しながら随時最新のAI技術の導入について検討を進めているところでございます。
+10:14最新技術の導入も含めた最適な資源探査体制の構築を進めていくというような方針でございます。
+10:23それから委員御指摘のSLBそれからハリバーとそういった世界最先端の企業との連携でございますけれども私どもとしてもこういった会社が技術水準の高い地層データの分析サービスを提供しているということは承知をしてございます。
+10:38今現在ジョグメックが実証している物理探査におきましては世界の主たる物理探査企業であるTGS社それからデータ解析企業であるSLB社とも連携をいたしましてデータの取得処理解析を実施をしているところでございます。
+10:57引き続き技術力の高い企業との協業を含めまして最適な資源探査体制の構築を進めてまいりたいと考えてございます。
+11:06木下俊一君お答えありがとうございます。
+11:10TGSというのは確かノルウェーの会社だったと思いますがもともとこの探査船探査が北欧系の技術思想で作られているということからすると非常に相性がいいだからTGSと組んでいるというのはよくわかるんですが具体的にTGSやSLBとはどのような連携をされているんでしょうか。
+11:30連携連携といっても年何回か会っているだけだったり具体的に何千万何億円とお金を支払って何かデータのやりとりAI解析をしていただいているいろんな連携の仕方があると思うんですがその点について具体的にお答えください枠田支援燃料部長お答え申し上げます。
+11:51まずTGSですけれどもこれはまさに船を使って先進的な物理探査技術を実証している企業でございます。
+12:00具体的には音波を用いまして地下構造の探査これ地層のイメージ化をしたりとかストリーマーケーブルという長いケーブルを引っ張って広域高精度でデータを取得したりとかそれから解析につきましてもノイズ除去とか解析処理による鮮明な地下構造イメージを生成するそういった企業でございます。
+12:22こういった技術につきまして先ほどのジョグメックの探査を通じて連携をし技術を高めているということでございます。
+12:29SLBにつきましてもデータ解析それからデータの処理こういったところに強みを有してございますのでジョグメックと連携しながら技術を高めてそれを活用しているということでございます。
+12:45清水智之君お答えありがとうございます。
+12:48具体的にどれぐらいの金額で事業か何か委託されているんでしょうか。
+12:54枠田資源燃料部長大変恐縮ながら金額につきましては先ほどの金額の打ち通りということでございましてまた個別に委員にも御説明申し上げたいと思います。
+13:07木下俊幸君では次の質問に参ります。
+13:12委員の皆さんのお手元にも石油天然ガスの探査回帰に関する検討状況ということで資料を1枚お配りしておりますがこれは現在海洋エネルギー鉱物資源開発計画で大体10年間2019年度以降ですかね2028年まで10年間でどういった海域を調査しようかという計画図のようなものだと理解をしております。
+13:38海洋エネルギー鉱物資源開発計画によりますとこれ2023年時点でのコメントだと思いますが2023年度は目立ったトラブルもなく12月末時点での実績が約7万3千平方キロメートルと順調なデータの取得ができていると10年間でおよそ5万平方キロメートルの探査実施を目指して取り組んでいるということからすると少し調査遅れているのではないかと思います。
+14:09ここでこの丸で囲まれたところ色もいくつか違いますがここがこの探査を使って調査するという回帰だと思いますがではここで改めて経済産業省に伺います。
+14:23この地図の中で日韓共同開発区域もしくは前回も質問させていただきました。
+14:32東シナ海日中共同開発線近くのところここは調査対象に含まれているのでしょうか。
+14:38調査対象に含まれていないとしたらその理由は何かをご説明ください枠田資源燃料部長お答え申し上げます。
+14:51まず御指摘の東品海でございますけれどもこれは民間事業者とはコミュニケーションしてございますが民間事業者から特段の探査要望を受けていないということでございます。
+15:03また、日韓共同開発区域につきましてはこれは日韓大陸棚南部共同開発協定に基づきまして日韓両国がそれぞれ許可する開発権者が共同して資源の探査等を行うということとされております。
+15:17したがっていずれの海域も海洋エネルギー鉱物資源開発計画に基づき推進している物理探査の対象外となっているところでございます。
+15:25木下俊幸君今調査しない理由が御説明になったわけですが今一つ具体的に何でここをやらないのかということがよくわからない御回答ではなかったかと思います。
+15:40特に東中井民間側からここをやってくれという要望がないというのは要は当たり前だと思っておりましてこれだけ地政学リスクがあって中国からの妨害も予想されるところを民間単独で調査してくださいということはなかなか想定されないことだと思っております。
+15:59ここでやはり思うのはこういった妨害が予想される区域外交上を揉めることが予想される区域においてそして資源の眠っている可能性があるというところでは国家として開発する意識があるのかどうかということが非常に問われているのではないかと思っております。
+16:19ここで改めて経済産業省に伺いたいと思いますがこういった民間から手が上がらないもしくは外交上を揉める可能性があるそういったところに対して開発を行うのはやはり政府主導でなければ行えないと思うのですが改めて国家の意思としてこの海域で資源調査を行うことを検討する意思がないのかどうかを経済産業省のお考えを伺いたいと思います。
+16:47和久田資源燃料部長お答え申し上げます。
+16:55我が国周辺海域における資源探査につきましてはこれは民間事業者からの要望に加えまして石油天然ガスの開発に進展する技術的な可能性も踏まえまして有望度の高い海域における資源探査を推進をしていくということでございます。
+17:12したがって、例えば日韓共同開発区域でございますけれどもこれは日韓大陸棚南部共同開発協定の実施に関する事項等につきましてこれは引き続き日韓双方で緊密に支出を行っていくことで一致をしてございますしこういったいろいろな状況を踏まえまして適切に判断をしてまいりたいと考えております。
+17:34木下俊幸君お答えありがとうございました。
+17:38なかなか何十年も動かなかった海域に調査を手をつけるのはタイミングが重要だと思いましてこのホルムズ海域を封鎖によって日本の石油が確保が大変難しいというこのタイミングを逃してはなかなかこの海域に調査を始めるということは難しいのではないかと思います。
+18:00それでこれからだということになりますがメジャーと提携するにしてもですねメジャー側からするとどれぐらい資源があるのかどうかということとまず調査で揉めたときに日本側がまず前面に立て戦ってくれるよねと守ってくれるよねとということを示す必要があると思っておりましてこういった地政学リスク非常に高いところでは通常の企業に対する税制優遇ですとか債務保障だとか特別消却だとかそういったことに加えて創業中断のときのリスク分担もしくは会場保安庁になると思うんですが会場警備それから長期に権益を安定して確保するとそういった国家戦略型の支援パッケージを今から検討しておく必要があると思うんですが経済産業省のお考えをお伺いいたします。
+18:56和久田資源燃料部長お答え申し上げます。
+19:02まず国内資源につきましてはこれは地製薬リスクの影響に左右されず安定的な供給の確保が可能でございまして国内資源開発の推進は重要であるというふうに考えてございます。
+19:13その推進でございますけれどもこれはやはり実際に開発を行う民間事業者との連携がこれはやはり必要不可欠でございます。
+19:21したがって、資源探査を実施する会期は民間事業者からの要望等に基づいて国が選定をしているところでございます。
+19:29具体的な政策措置につきましても国内資源開発を効率よく進捗させる観点から民間事業者の要望をよく確認する必要があると考えてございます。
+19:40その際には例えば物理探査につきましては実施検討委員会などを形成いたしましてその中でさまざまな民間企業の方の御意見を伺いながら評価結果の審議それから優先順位の決定等こういったものをしっかりやっているところでございます。
+19:57引き続き民間事業者と密接に連携をしながら必要な環境整備を行ってまいりたいと考えております。
+20:03木下俊之君お答えありがとうございます。
+20:06私が農林省にいたときの経済産業者の皆さんというのはいろいろな仕掛けをして日本のためにいろいろな行動をされてこられました。
+20:15ですから今回もタイミングとしては非常にいろんなことを仕掛けやすいタイミングだと思いますのでぜひ我が国の資源確保の観点からぜひいろんな有力な政治家の方を使って国を引っ張っていくんだという昔の通商産業省が持っていた気概をぜひ持っていただきたいと思います。
+20:36もう時間がなくなりましたので最後質問じゃなくて要望になりますがまずこれらの地域の資源回帰は九州や沖縄の経済振興にとっても極めて有効な事業でありますのでその点からも経済産業省には資源開発を取り組んでいただきたいと思います。
+20:54そして最後にこれは質問ではなくて茂木大臣に要望でございますがこういった極めて高度な交渉を要するもの経済産業省それから外務省防衛省もかかってくると思いますがそして石油メジャーとの交渉ですねやはりこれはですね茂木大臣をおいてこういったものをまとめることができる方は他にいないのではないかと思いますのでぜひですね頭の隅っこに止めておくだけではなくていろんな仕掛けをしていただいてそしてこの点はですね役人に任せていてはいつまでたっても進まないと思います。
+21:36役人の皆さんも頑張っておられると思いますが政府全体として戦略的観点から適切に対応していくということの状況から前進することはお役所に任せていてはなかなか難しいと思いますのでぜひ大臣に政治的に取り組んでいただくことをお願いいたしましてちょうど時間になりましたので質問を終わらさせていただきますありがとうございました。
+22:14次に、宇佐美昇君。