+00:00ご答弁いただきありがとうございます。
+00:02いろいろな形で周知も取り組まれているということで非常に事前にもお伺いしておりましたけれども本制度を使うにあたりましてどういった被目が該当するかということに対して安心して申請ができるということを活用してから申請ができるということは施設利用の観点からも重要と捉えますので引き続き取り組んでいただければと思います。
+00:25こちらの研究開発税制についてもロジックモデルが整理されており短期・中期・長期のアウトカムの構造が示されているという資料を拝見しておりました。
+00:36これからですねこういった施策が進む中でですねぜひ長期的にやっぱり研究開発の成果ってどうしても時間がかかってしまいますので短期のアウトカムについてもですね振り返る機会ですとか改めてそれを踏まえてフィードバックループを回していくということも期待をお伝えさせていただきたいと思います。
+00:53続きまして今回の法改正の結果としてもですね産学連携が進んだ際のその果実である知財についてお伺いをいたします。
+01:03経済産業省の第13回イノベーション省委員会の資料を拝見いたしました。
+01:09日本の主要研究機関こちらの年間の知財のライセンス収入のグラフですね載っておりまして日本で言いますと産総研こちらが約10.3億円NIMSこれが約6.1億円理科研が約4.7億円とある中で比較対象としてですねドイツのフラウンフォーファ研究所と載っておりまして約298億円と日本の主要研究所の数十倍に達しているよとそういう図をお示しいただいた資料だったというふうに思います。
+01:38この差がどういうふうに生まれているかというところを見ていきますとフラウンホーファー研究所こちらは知財をライセンスにしてそこで稼いでいくということに長けているということで調べてみると例えば音楽を聴く際のMP3の開発というところが代表例でフラウンホーファーは特許を開発した後に取得してそれがいろんな機器メーカーだとかそういったところが使うことで収入を得てきたそういうような経緯というふうに承知をしております。
+02:06これも2014年の少し前のものになりますけれども経産省の資料によればフラフン・ホーファー研究所はどういうふうにそういったものを発掘しているかとか活用していくかといいますと研究のフェーズというものを分けて基礎研究から応用研究の前半までここは自分たちで手配できるような競争的な資金とかでしっかりと開発をした上で一定方向性が見えてきた応用研究の後半の方から企業の受託研究をしていくというような形で使い分けるとこの目利きですとか判断するような主体がその組織の中にいてそれでしっかりと知財を守りながら基礎研究の方から出てきたものに関してはライセンスしていくといったそういった戦略が実現できるような体制になっているというところで知的財産を幅広い産業分野で利用するための研究機関がしっかりと所有しライセンスすることを基本とする姿勢が整っているというような記述がございました。
+03:00これはあくまで一例でございますけれどもこのような知財の収益化にどういうふうに戦略的に取り組むかというものは今回の法改正で措置した先として非常に重要な論点だと捉えております。
+03:12ここで政府参考人にお伺いいたします。
+03:15改めてではございますがこういった先端的な欧米の研究機関と我々の知財収益化の差をどのように認識されて今後どのように対応されていくのかご見解をお伺いします。
+03:31特許庁吉田総務部長お答え申し上げます。
+03:38我が国の大学の特許権の実施等による収入額いわゆるライセンス収入は2005年から2023年にかけて約9.2倍に増加している一方で例えば2022年時点の大学の知的財産のライセンス収入を米国と比較いたしますと約52倍の差があるとの調査結果があるものと承知をしております。
+03:59この背景には我が国の大学が知的財産を含む産学連携による収入を研究活動への戦略的な再投資につなげる好循環の構築が道半ばであるという点がありまして研究成果の産業界への移転機能の強化が課題となっているものと認識しております。
+04:18このため政府といたしましては国際的な研究競争にチャレンジして成長を目指す我が国の大学がグローバル水準での大学経営を可能とする仕組みの構築の検討を進めているところでございます。
+04:30特許庁といたしましては産業界へのライセンス促進を含めた大学の研究開発成果の社会実装を拡大するため大学の産学連携担当部署に対して知的財産マネジメントの専門家を派遣し大学発通スタートアップの創出を支援するなど技術移転の促進をさらに強化していきたいと考えております。
+04:51河合道夫君ご答弁いただきましてありがとうございます。
+04:58しっかりと社会実装して技術移転を進めていくための措置を進められているということで講談でも少しまたかかる質問があるかと思うんですけれどもお答えいただきありがとうございました。
+05:07しっかりと課題認識して取り組みをされていることを把握できてよかったと思っております。
+05:13関連しまして共有特許についてもちょっとお伺いをしていきたいと思います。
+05:18今回の法改正の審議にあたりまして私も民間の研究機関に参加されている方に話を聞いたときに印象的な声を伺いました。
+05:29あまり大学と企業の共同研究というところに期待をしていないという声でございまして話を聞いてみるとこれは大学の方は新しい技術ができたとか研究ができたというところを自分たちの成果としてどんどん出していきたいというモチベーションが働くと一方で企業側からすればそれをしっかりと守って当たり前のことではありますけれどもビジネスにつなげていくというところで守りの発想が先に出てしまうというところでそこはなかなか噛み合わないというところで進めていくのが難しい理解が噛み合わないというようなお声でございました。
+06:00こういったお声はある種象徴的なものかなというふうに思いましてやはり産学連携に内在する構造的に少し緊張関係というかそういったものもあるのかなというふうに思っております。
+06:10そこで、共有特許についてお伺いをしたいと思っております。
+06:15共同研究の成果となる共有特許は特許法の第73条第3項により第三者ライセンス両者の同意が必要とされております。
+06:25双方の合意形成や手続きに時間がかかるなど産学連携における知財の社会実装に制約がかかるという指摘がございます。
+06:35その方もいろんなところに許可を取っていくということ自体が大変だったというお声をいただきました。
+06:41これですねやはりこの本法案がですね産学連携を促進するほどこの問題も顕在化する可能性があるかなというふうに捉えております。
+06:50ここで政府参考人にお伺いをいたします。
+06:53研究の社会実装を進めるために共有特許の扱いをどのようにお考えでしょうか。
+06:59特に今般の法改正でオープンイノベーションを推進するという観点があることを踏まえましてご見解をお伺いいたします。
+07:07特許庁吉澤総務部長答えを申し上げます。
+07:14産学連携により企業と大学が共同で生み出した研究開発成果につきましては権利化だけではなく社会実装を促進することが重要であると認識しております。
+07:24教育特許につきましてはご指摘のとおり特許法73条3項の規定に対して委員がご認識のような指摘があるということは承知しております。
+07:33一方で国際的には例えば欧州諸国は日本と同様の制度となっておりましてむしろ正当な理由なく共有特許の利用が進まず社会実装が行われないことが問題であるというふうに認識しております。
+07:47そこで、特許庁におきましては共有相手が共有特許に係る発明を一定期間正当な理由なく実施しない場合には大学が第三者にライセンスを可能とする条項を含むモデル契約書を公表し普及に取り組んでいるところでございます。
+08:04本法案で認定を受けた大学や研究機関と企業との共同研究において生まれた特許等の研究成果を社会実装につなげるべくこのモデル契約書も活用してオープンイノベーションを推進していきたいと考えております。
+08:19河合道夫君ご答弁いただきありがとうございます。
+08:25重要性について認識を共有していることをお話しいただきました。
+08:29また、モデル契約書というところで契約の形についてガイドを出していくということを取り組まれていることもお聞きさせていただきました。
+08:36まさに最後おっしゃっていただきましたけれども今回の法改正を経ての認定期間においてもそういった取り組みですね特にリクエストさせていただくとするならばやはり期間が切れてというところではないところにおいても何らか使いやすくする方法について引き続き模索いただいたりですとか人材の部分ですねそういったところの手当のところをぜひ検討いただければというふうに思います。
+09:01今ちょっと少し人材について言及いたしましたけれども研究の知財をビジネスに変換していく社会実装や技術移転の観点からは専門的な知財人材の活躍が不可欠と認識しております。
+09:17おそらく通定する問題意識といたしまして内閣官房が発出した知的財産推進計画2025の方では大学の研究成果の社会実装が十分でない背景といたしまして大学における事業化を見据えた知財マネジメントの不足というところを課題として明示しているかと発揮しております。
+09:37こうした状況を受けてINPITによる知財戦略プロデューサーの大学等への派遣事業ですとかこれが2024年度に開始されていらっしゃるということを認識しております。
+09:51そして経済産業省や特許庁がこうした施策を進めていることは承知しておりますが改めて知財の事業化を進めていくという観点でこういった専門人材の育成や確保これをどういうふうに進めていくかということについてぜひお伺いさせていただければと思います。
+10:10特許庁吉田総務部長お答え申し上げます。
+10:18我が国の産業競争力のさらなる向上のためには研究開発成果を適切に保護し社会実装することが重要でございましてそれを担う知的財産人材のさらなる規制が不可欠であるというふうに認識しております。
+10:33このため今委員御指摘をいただきましたけれども特許庁及び独立行政法人工業所有権情報研修官INPITと言っておりますがこちらにおきましては大学やスタートアップへの知的財産の専門家の派遣やセミナー等を通じましてその知見やノウハウの移転共有に取り組んでいるところでございます。
+10:54また、経営者や実務者など幅広い層への研修やウェブサイトを通じた100種類以上の教材の無償提供など民間の人材育成も支援しております。
+11:06これらの取り組みを通じまして知的財産戦略を担う人材の拡充に努めてまいりたいと考えております。
+11:12川上美智夫君御答弁いただきありがとうございます。
+11:17今お話しいただきました。
+11:19専門人材をどう育成していくかですとか派遣していくかということに加えて裾野を広げていく取り組みもされているということでこの重要性は極めて高いというふうに受け取りました。
+11:29ぜひ本文脈とややそれますけれども今回も何回か質問に出た国際標準化の観点で見てもやはり知財人材の活用というのは一つ大きなテーマになってくるかなというところでより今後戦略的に取り組んでいただくことを期待しております。
+11:45続きまして研究拠点としての大学についてのご質問をさせていただきます。
+11:52本法案の中で新たに大学拠点等の強化類型が創設されることに伴いまして研究開発機関が重点産業技術の研究開発に必要な知識や技能を有する人材実施体制設備等が確保されていることを条件に認定機関となることができるようになります。
+12:16こういった認定期間が増えていき共同研究の先が増えていくことはそのなわちやはり今回の法改正の趣旨である。
+12:26日本の研究力を強化していく上でも極めて重要だと考えております。
+12:31ですのでしっかりと共同研究の受け皿となる大学研究機関をどのように強化していくかということについても考えていきたいと思います。
+12:40ここまで文部科学省は本日も何回か言及がございますが国際卓越研究大学やJPIXといった取り組みを取り組んできたと認識しております。
+12:52国際卓越研究大学はいわゆる10兆円ファンドを通じて世界トップレベルの研究大学を育成するという制度でありJPIX地域中核特色ある研究大学強化促進事業は地域の中核大学や特定分野に強みを持つ大学の研究力強化を支援するものと認識しております。
+13:13こういった高い研究力を持つそしてイノベーションの中核となる大学群をですね政策としてもここまで後押しをここで続けてきている方向性があるというふうに承知しておりますがここで改めてですね政府参考人にお伺いをいたします。
+13:30本法案の認定制度による研究力中核大学群の育成といったところとすでに実施している大学研究や教育の進行策をどのように連動させていくでしょうか。
+13:44また、大学拠点等教科類型の受け皿となるような認定機関となる研究拠点これをどう育てていくかお考えをお伺いいたします。
+13:52菊川イノベーション環境局長。