はい 岸真紀子くん、三好無所属会派の岸真紀子です。 2025年の6月に参議院決算委員会は、補正予算により追加された予算科目の翌年度繰越率が高い傾向にあるとした。会計検査院の検査結果を踏まえ、 補正予算における追加額に係る執行状況を公表すべきという措置要求を決議を行っています。 法務省においては、2024年度補正予算における主な事業として一つ。 経済取引を支える基幹系システム等の強化補正追加額として111億円に対し、支出済額が26億円、執行率にして23.4%となっています。二つ目として、戸籍上の氏名の振り仮名記載 法制化を含む民事基本法改正対応213億円に対し、支出済額は1億円未満 三つ目として、法務省施設の防災減災対策の強化、199億円に対し、支出済額76億円 執行率で38.2%なとなっており、いずれも執行率が低く、多くを翌年度に繰り越しています。 緊要性を要件としている補正予算で追加計上したにも関わらず、翌年度繰越で執行されていない理由をまずはお伺いします。はい。
村松秀幸くんお答え申し上げます。 まず一つ目の事業でございます基幹系システム等につきましては令和6年度補正予算において約111億円が計上されたところ約84億円が翌年度に繰り越されてございます。 これは資材経費の高騰等考慮して仕様の見直しを行わなければならなくなったために、年度内に執行を完了することができずやむを得ず繰り越したものでございます。また二つ目の戸籍上の氏名の振り仮名記載という部分でございます。 こちらにつきましては戸籍のフリガナ制度の開始に伴いまして地区町村において行うこととなるフリガナの戸籍への一括記録作業のための システム改修などについて補助を行うものでございましたけれども、ご指摘のように213億円のうち214億円が翌年度に繰り越されてございます。これはその今申し上げたものの前提として、 必要となる市区町村の戸籍情報システムにおけるふりがなの記載 機能の追加の改修そのものにつきまして想定よりも時間を要しするなどし、事業全体のスケジュールを見直すことが必要となったために、やむを得ず繰り越したものでございます。また法務省施設の防災減災対策 建て替えですとか修繕等各地の法務省施設について実施するものでございますけれども約200億円が計上されたところ120億円が繰越ということでございます。各案件の ここにあたりまして、関係地方自治体との協議において、計画を変更せざるを得なくなったり当初の入札において落札に至らず、再度の入札手続きが必要となったりするなど、工事が年度内に完了しなかったために、 繰り越したものでございます。 岸真紀子くん 今、ご説明では全てにおいてやむを得ずというけれども補正で追加する予算額の積算に当たって想定していた年度内のスケジュールについてどうであったのかを伺い、法務省にお伺いします。はい。
村松秀幸くん お答え申し上げます。まず登記関係のシステムでございますけれども、登記関係の大小様々なシステムの更新ですとか機能強化新機能の導入等これらを速やかに行って強化する必要があるということで、特に早期に整備更新等の手続きを 進めるめどが立ったものについて計上したものでございましたスケジュールですけれども、補正予算の整理 つぎに速やかに契約を行った上で、システムの開発を実施し、令和6年度中に施工を完了することを想定していたところでございます。また二つ目のフリガナの記載でございますけれども、 この市区町村が事務を担いますが、市区町村から、法改正に向けて準備を早期に 行いたいといったご意見ご要望を多数いただいてございましたその関係でできるだけ早く、令和6年度中から補助金交付のための準備等を進める必要があると判断して計上したものですけれども、 補正予算の成立後スケジュールにつきましては、補正予算の成立後、直ちに補助金の交付に係る手続きを開始し、事業が完了したものから補助金交付確定通知を行って、令和6年度中に施工完了するということを想定しておりました。 三つ目の防災減災の対策強化でございますけれども、 こちらも施設利用者ですとか職員の執務環境の確保をできるだけ早期に実現するということで、建て替えや修繕等に係る所要の経費を補正予算に計上いたしました。 スケジュールにつきましては補正予算の成立後速やかに契約を行った上で、耐震化老朽化対策のために必要工事等を実施し、令和6年度中に施工を完了することを想定しているところでございます。 岸真紀子くん今いろいろとご説明いただいて全てはちょっと触れることはできないんですが例えばですね。 登記簿や戸籍システムに関するものは当初から年度内に執行することは困難であったと指摘するところです。 なぜ新年度予算に入れずに補正予算としなければならないのか、やっぱりこの決算として見ても理解ができないかなというところでございます。 財政法の趣旨に反して年度内に執行されなかったことは、率直に言って反省すべきではないでしょうか?法務省の見解、そして総意 また補正予算については、予算案と同時に、各事業の補正追加額について想定している年度内のスケジュールを国民にわかりやすく公表すべきではないかと考えます。 前段は法務大臣に、後段は舞立財務副大臣にお伺いをいたします。はい。
平口洋法務大臣 お答えいたします令和6年度補正予算に計上された 委員ご指摘の各事業につきましては、いずれも財政法の規定を踏まえて令和6年度当初予算の作成後に法制補正予算として、 措置する必要性が生じた頃ことから計上したものでございます。法務省としましては補正予算で措置されたこれらの事業については、 いずれも年度内執行前提とした上で、やむを得ない自由により年度内の支出が困難となったことから、 結果として翌年度に繰り越されたものと認識しておりますが、今後ともですね 補正予算に沿っされた事業について速やかに執行に努めてまいりたいと考えております。はい。
舞立昇治財務副大臣 ご質問ありがとうございます。 補正予算の年度内実施スケジュールの公表の関係だと思うんですけども各事業所管する各省庁において、補正予算成立後に速やかな執行に努めつつ、スケジュール等についてもわかりやすい説明に努めることは 大変重要であると考えておりますが、一方でですね、編成または提出と同時期にですね、 各事業の年度内実施のスケジュールを公表することにつきましては、成立する前段階でございますので、執行団体等とスケジュールを調整することは難しく、 事前に公表することは困難ではございますけども、 予算成立後には例えば内閣府において、経済対策のフォローアップとして、個々の施策の進捗状況を取りまとめて公表する取り組みですとか、最近ではこれに加えまして、各省庁において補正予算における主な事業の執行状況を公表する取り組みを実施しているところです。 ございまして、今後とも予算執行の透明性を確保して、国民への説明責任を果たしてまいりたいと考えております。はい、
岸真紀子くん やはりですね単年度っていうことをきちんと意識付けていただきたいんです決算としても予算がわかりにくいといえば国民の皆さんもチェックがしにくいということになります。 本来であれば不正予算は3月末までに使い切る額を、それ以降のスケジュールであれば翌年度の市 新年度予算に入れるというのが当たり前ですが、基本でありますので引き続きそういった観点でわかりやすく国民に公表すべきであるということを指摘しておきます。 つぎに先ほどもちょっと触れた戸籍の不利かな記載については、あの通知している振り仮名に対して、本人からの届け出がない場合は本籍地の市町村長が職権で ふりがなを戸籍に記載するという手続きに入ってくる時期となりました。 実はこれが戸籍担当者に相当負担がかかっていて困りごとの今の一つとなっています。 少なくとも、臨時的職員の雇用であったり超過勤務手当は必要であるため、国費での予算づけをお願いしたいとの要望であります。それと、戸籍の広域化というものも行っておりますこれは2024年3月1日から始まりましたが、 これがですね、驚くことに、未だにシステムトラブルが多いと現場から聞いています。 あまりにもトラブルが多くて、今でも小関元自治体と申請のあった自治体との間で電話によるアナログでの確認を行うことがあると いいえ大きいとし、大都市の方では本当に困っている事象として聞いています。なぜ未だにこんなことが起きているのか速やかに改善してもらえませんかという質問なんですがいかがでしょうか?はい。
松井伸和くんお答え申し上げます。 市区町村が行う戸籍への振り仮名の記載については、これを職権で一括して効率的に実施することができるよう、国のシステムである戸籍情報連携システムについて所要の改修を行った上で、 市区町村のシステムである戸籍情報システムの改修についても改修費相当額の補助金を交付してきたところでございます。 先月末より、フリガナの職権記載が開始し、市区町村において新たな事務を行っているため、適時に助言を行うことを含め、 引き続き市区町村に寄り添って必要な支援を行ってまいりたいと考えております。2点目に広域交付の関係でございますが、 広域交付による戸籍証明書は、戸籍情報連携システム内の副本記録情報に基づいて発行されますが、システム上の不具合等が原因で、戸籍情報連携システム内の副本記録情報が 市区町村の戸籍正本情報と一致せず、正確な戸籍証明書を発行できなくなることがございます。法務省では、このような不一致を解消するため、 全件について、戸籍製本情報と副本記録情報との突合を行うとともに、システムを改修し、現在は不一致がほぼなくなったところではありますが、 個別のデータに起因した不一致がなお残存していると承知をしております。こうした不一致があることが判明し、広域交付をする際に本籍地市区町村に 電話で確認をする必要がある場合には、法務省の戸籍情報連携サポートポータルにおいて、各市区町村に情報共有しているところであり、 これに基づいて市町村間で電話による確認がされることがあると承知をしております。戸籍事務は、国民生活の基盤に関わるものであって、広域交付に係るトラブルが発生しないよう、万全を期すとともに、 今後も、市区町村と緊密に連携して、正確な戸籍情報の提供に努めてまいりたいと考えております。 はい、 岸真紀子くん、戸籍の広域化の方はおそらくその今いただいた答弁以外のものでもシステムトラブルということが起きていると聞いていますので、そちらの方も速やかに改善をしていただきたいと言っておきます。 つぎにオンライン接見です。民事訴訟手続きのデジタル化に関する改正民事訴訟法が5月21日に全面施行となりました。 裁判所のデジタル化は道半ばというところではありますが、今地方を中心に急ぎ実現してきているというところですこれがあの刑事手続きにおける被疑者 被告人の防御権を保障し、地域間格差を是正するためにも弁護士と面会するオンライン設計の法制化と全国導入も必要だというところです。に、 日本日弁連も長らく実現を求めているものではありますが私の地元北海道においては広大な面積であり警察署や 部署まで設計に行くとしても、移動距離が大変ありますしかも、 公共交通機関が限られておりどんどんどんどん減便になったり廃線になっているので自分で長時間運転していかなきゃいけないですし、雪が降るので雪になるともっと大変だというところです。 行きたくても行けないという実態があるので、技術的には十分可能であると思うんですが、法務大臣にこの警察 人の関係も含めて法制化を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか?
平口洋法務大臣 お答えをいたしますいわゆるオンライン設計につきましては、鋼製審議会において、 全ての刑事施設等でオンライン設計を実現するできる見通しがないのに、権利化してしまうと、大部分の施設において被疑者等が、 祝法律上認められた権利を行使できないという状態が長期にわたって続くことになるといった課題が指摘されたところでございます。 他方でオンラインによる外部交通については事務的な運用上の措置として、 従来から一部の地域において、検察庁や法テラスとOK、拘置所との間で 実施してきておりまして、現在弾力的に、その実施の拡大を図るべく、関係機関及び日本弁護士連合会との間で 協議を実施しているところでございます。法務省といたしましては必要性の高い地域において迅速に 環境整備を行うことが必要であると考えておりまして、 引き続き日弁連等と協議して取り組みを進めて参りたいと存じます。その上でいわゆるオンライン設計の法制化については、 情報通信技術の進展等に対応するための刑事訴訟法等の一部を改正する法律の附則や付帯決議の趣旨を踏まえ、 この取り組みの進捗状況を見ながら不断に検討していきたいと考えております。はい、
岸真紀子くん本当に すごく大変なんですね今朝の新聞でも、弁護士登録の方はいるけれどもやっぱり地域間格差が激しいということも報道されていました。1日でも早く その全国一律というわけではなくて、やはり地方には本当に必要な制度だと思いますので進めていただきますように重ねてお願い申し上げます。 つぎに、コロナ後遺症についてお伺いをいたします2024年3月をもって新型コロナウイルス感染症の治療に係る公費負担は終了し、 通常の保険診療となりましたが、今なお新型コロナウイルス感染症に罹患した後の症状、いわゆる後遺症に悩まされている患者の皆さんは多くいらっしゃいます。 コロナ後遺症への支援として、厚労省が現在行っているもの決算ですので2024年度における実績をお伺いします。はい。厚生労働省 健康生活衛生局感染症対策部 長角学くんお答え申し上げます。 罹患後症状の患者が対象となりうる支援制度としましては、労災保険給付や傷病手当金等があり、これらにつきましては、厚労省ホームページや新型コロナウイルス感染症診療の手引きの別冊である。 罹患後症状のマネジメントにおいて支援制度に関する情報を周知しているところでございます。 お尋ねの支援実績につきましては、各制度におきまして、新型コロナの罹患後症状であることを直接的な給付の要件とはしておらず、各制度の給付要件に該当するかどうかによって給付の有無を判断しているため、 正確な実績を把握することは困難でございます。その上で、令和6年度に厚生労働科学研究により行ったアンケートによる実態 把握調査におきましては、罹患後症状が12ヶ月以上持続したもので、何らかの支援制度を利用していた者の割合は約10%でございました。 岸真紀子くんたち %となるとちょっと低いかなというふうに思うところですこうです厚生労働省としても取り組みをしていることは存じておりますが一方で全国コロナ後遺症患者と家族の会が5月14日にも要請した。提出しております。 残念ながら診療体制のか課題があるというところです。 これも以前から指摘をしているところですが少なくとも都道府県に1ヶ所以上整備してもらいたいということへの受け止め大臣もご存知の通り罹患後の症状が発出している方は遠くまで通院ができる状況にはない方がいらっしゃいます。 しかもご自身が就業困難であったり、お子さんなど家族が後遺症で自宅での看護が必要などの理由から仕事を辞めたり就業を抑えているということから、 経済的にも困難な状況にありますせめて近くで受診に繋げることができる、しかも専門的知識がなければなりません。 再三にわたって要望していくことでありますが、時間が経過し、ますます忘れ去られているんではないかと、皆さん心配しておられます。 大臣診療体制の強化、取り組んでいただけないでしょうか?はい。
上野賢一郎厚生労働大臣。はい新型コロナウイルスの罹患後症状に悩まれている方についてはまずはかかりつけ医や 地域の医療機関等に適切に繋ぐことが重要だと考えています現在厚労省のホームページ上で各都道府県における 罹患後症状に悩む方への診療を実施している医療機関を公表しております。 また医療従事者向けとして診療の手引きにおいて罹患後症状に悩む方への適切な対応について周知をしているところです。罹患後症状につきましては国内外で様々な研究が行われておりますが、 今その病態は解明されておらず、予防診断治療法も確立していない状況にあると承知をしておりますが、最新の専門的知見の周知と併せ、 引き続き、罹患後症状で悩む方々の実態把握またこれらの方々が地域で適切な医療機関 そこに繋ぐ取り組みをしっかり進めていきたいと考えております。
岸真紀子くん 本当に、まずはかかりつけ医って言われるんですがなかなかわかりづらいんですよねそれで違うんだって言われてしまってどうしようもなくて困っている方がたくさんいるのでやはりこの体制を作っていくということが重要であると考えています。 東京感染症対策センターが作成し公開している。 コロナ後遺症ポータルのハンドブックや啓発資料厚生労働省としても把握しているとは思いますが当事者の皆さんからはこういった啓発資料が活用しやすい実践的な内容となっているといった声があります。 先ほどの質問にも通じているんですが残念ながら適切な医療に接続できていないコロナ後遺症が学校や職場でも理解が薄い中で、少しでも生活しやすい環境をつくるためにも、理解の醸成というのは欠かせません。 東京都での取り組みではあるものの、こういったわかりやすいものを厚労省としても発出していただきたいですし 文化省や労働を所管する担当者とも連携をし、全国での周知を急ぎ図っていただきたいんですが、いかがでしょうか? はい
上野賢一郎厚生労働大臣、はい厚労省におきましては、医療従事者以外の方に向けまして罹患後症状についてのついて解説をした動画やリーフレット等を作成をいたしましてホームページに掲載をしております。 また、新型コロナウイルス感染症診療の手引きにおいて、産業医やかかりつけ医等に向けて職場復帰支援を行うためのポイントを記載をし、 周知を行っているところですまた文化省とも協力をいたしまして各自治体に対し、教育機関等に罹患後症状に関する情報提供を 十分に行うよう通知をしているところでございますこうした取り組みをさらに進めて新型コロナの罹患後症状で困難を抱える方々の 不安や負担を軽減できるように取り組みを進めていきたいと考えています。 はい、
岸真紀子くんありがとうございます引き続きしっかりと連携をとって女性理解の醸成に努めていただきたいです。コロナ後遺症に関する適切な治療方法についてもお伺いをいたします。 新型コロナ後遺症として筋痛性脳脊髄炎慢性疲労症候群 いや、線維筋痛症に似た激しい全身の倦怠感や全身の痛みが長期化するケースが報告されていると承知しております。 これらはウイルス感染が契機となって免疫や自律神経に異常が生じることで発症すると考えられていますが現時点ではまだ明らかになっていないところもありますし特効薬もなく、対症療法が中心となっています。 この神経免疫分野における研究治療薬開発や臨床試験の推進は、 コロナ後遺症のみならず、ワクチン副反応の方々にも共通するものもあると承知しています。とっても重要なんです。 厚労省として予算をつけているとは承知しておりますが、さらにこの治療に向けた予算を拡充する必要があるとは考えます。 大臣、患者や家族の苦しみを少しでもなくすためにも、治療に向けた取り組みを促進していただくようにお願いしますが、このことについてご答弁をお願いいたします。
上野賢一郎厚生労働大臣 はいまず厚労省では、令和3年度から継続してAMEDにおいて、罹患後症状の病態解明や検査治療薬を含めた治療法の開発に取り組んでおりますが、 しかしながら現在も有効な治療法の開発には至っていないのが実情です。また令和2年度から厚生労働科学研究において罹患後症状に悩む方へ 方々の実態把握、またリスク因子等の調査研究などを行っておりますその結果から得られた知見を先ほどの手引きに反映しているところです。 また今ご指摘がございました、神経免疫症状に焦点を絞った調査項目を令和5年度の調査より加えるなど 関連疾患との関連性これを含めた科学的知見の蓄積にも努めているところでございます。引き続き必要な予算や体制をしっかり確保して、 罹患後症状の研究などを進めていきたいと考えています。
岸真紀子くん国としても一生懸命やっていただいているとは承知しておりますがやっぱりこの分野に おいての研究開発というのがどうしてもですね予算不足というところもありますので引き続き患者に寄り添って対応をお願いいたします。 つぎに福祉的就労支援制度についてお伺いをいたします。 障害福祉サービス等報酬の一つとして、一般就労への定着に向けた継続的な支援体制が構築されている事業者を評価する。就労移行支援体制加算があります2024年度報酬改定により同一利用者につき、 過去3年間に加算の算定実績がある場合に原則として実績人数に算定できないとされましたが、 大阪市が2024年度、2025年度に加算を届け出た。 全271事業所を調査した結果、34事業所で加算要件に抵触する可能性のある同一の利用者名が確認されたと報道されています。このグループ会社の傘下の事業所は、 障害者の就労支援の加算金制度を乱用してですね、大阪市から約79億円 関西を中心とした他の75市町村から約71億円を受け取ったとなっています。大阪市は4事業所の指定を5月1日付けで取り消し 障害者総合支援法に基づく不正受給のペナルティ額を含め計約110億円を返還請求しています。厚生労働大臣としてこの事案に対する受け止め、 不適切な算定が可能な制度設計となっていたことについて、どのように対応していくのか、お伺いします。
上野賢一郎厚生労働大臣 はいまずご指摘の大阪市の事業所において障害福祉サービス費の不正請求に伴う指定取り消し処分がなされる事案が発生したことは、 極めて遺憾だと考えています。ご指摘の就労移行支援体制加算は障害者の一般就労への定着に向けた継続的な支援体制が 構築されている事業所を評価するものですが今委員から御指摘のありました通り、 令和6年度報酬改定においては原則として同一の利用者について過去3年間で複数回複数回算定することはできないこととするとともに、令和8年度の報酬改定において、 加算の算定対象にできる人数について、事業所の定員数を上限とするなどの必要な見直しを行ってまいりました。 令和9年度の診療報酬に向けましてもサービスの質の確保に向けて事業者の事業運営の状況などを踏まえ必要な対応を検討していきたいと考えています。
岸真紀子くん 大阪市ではチェック機能が働いて発覚した事案でございますが全国で同様のことは生じていないのでしょうか少なくとも北海道でも不正受給が報道されています。 残念ながら悪用されやすい制度設計となっていたことは遺憾ですし、 こういった不適切加算による過大支給が本来活用されなければならない。利用者の支援への質への影響が出てしまっていないのか。予算執行に与えた影響を受け、 検証すべきではないかと考えますが、大臣にお答えをお願いします。はい。
上野賢一郎厚生労働大臣 はい事業者による障害福祉サービスの提供が適切に行われないことによりまして、利用者が必要な支援を受けることができずまたそうしたサービスに公費が過大に支出されることは、極めて問題だと考えております。 厚労省においては令和8年度に先ほど人数上限の設定等の適正化を図りましたが、 さらに昨年11月には指定権者に対し就労系サービス事業所の適切な運営に向けたガイドラインを発出をいたしまして事業所の新規指定や指導業務の適切な実施を依頼をしているところであります。 引き続き各種調査、あるいは関係者へのヒアリングなどを通じまして障害福祉現場の実態を丁寧に把握をしていきたいと考えております。 そうしたことで事業者による支援が適切に実施をされますされるように必要な対応は検討していきたいと考えています。 はい、
岸真紀子くん、はい、引き続きあのそういったことをしっかりチェックしていくということが重要です時間がなくなったので要望だけにしておきますが、北海道の就労し継続支援B型とかBA型においても残念ながら不正な受給が 相次いで発覚をしております私はやっぱりチェックする国とか自治体の職員も増やしていかないと、 管理というかそういうものができないのではないかと考えておりますので、そういった人数を増やしていくっていうこともお願いいたします。最後になると思いますが、 しっかりとその就労支援事業者もいます。良質なところもいますし、現場で働いている方々、職員の皆さんは一生懸命やっています。 しかし、支援する側の賃上げができるような障害福祉サービスで働く人たちの賃上げができるような状況にありません。就労支援は共生社会の実現としても重要でありますし、 基本的人権に関するものであります障害福祉サービスを支える側の処遇を 改善についての必要性を、大臣はどのようにお考えなのかお伺いいたします。
上野賢一郎厚生労働大臣はい障害福祉分野の職員の処遇改善については類似の取り組みを講じてきた結果、 賃金は改善をしておりますが、他産業とはまだ差がある状況であります。また人材不足も厳しい状況にありますので、 障害福祉分野の職員の処遇改善は極めて重要だと考えています。このため令和7年度の補正予算また令和9年度定例会とはまた別に行いました。 令和8年度の臨時の報酬改定などを実施をしてきたところでございますその上で令和9年度の定例改定においても障害福祉分野の賃上げ、経営の安定、離職防止、人材確保 こうしたことを図る必要があるという認識のもとで障害福祉サービス等事業者の経営状況をしっかり把握した上で、 事業所の生産性向上や共同化のとりための取り組みとあわせ、物価や賃金の上昇などを適切に反映するための対応実施をしていきたいと考えています。
岸真紀子くん、本当に現場の皆さん一生懸命ですね障害者の皆さんを支えたいと頑張っておりますので引き続き予算づけも含めてお願いし質問を終わります。