+00:00おはようございます。
+00:06富山県農林水産総合技術センターの小川でございます。
+00:11まず簡単に自己紹介をさせていただきたいと思います。
+00:16私は県の農業職員でございます。
+00:20これまで農業研究所の土壌肥料分野の研究員をはじめ農家に直接技術指導や経営改善などを支援する普及指導員そして行政職員として富山県の農業振興に携わってまいりました。
+00:41この4月から7つの研究所からなる農林水産総合技術センターの所長を務めております。
+00:48そのセンターの中にあります農業研究所の方でそして種子生産の元となる原種生産そして品種育成を行っております。
+00:59本日はご審議中の日本話に関しまして富山県の水道種子生産と品種育成の現状ということでまずご説明をさせていただきたいと思います。資料の方をおめくりください種もみ王国富山として全国一の種もみ出荷県でございます。
+01:22地図にございますように県内には5つの種場種子を生産する産地です。
+01:29種場がございまして毎年約4000トンの水道種子を生産しております。
+01:36そのうち約3000トンを県外全国44都府県に出荷をしております。
+01:43県の省令品種でございます。樹皮品種を含む46品種の種子を生産しておりまして県間流通量の67%を占めるということになっております。
+01:55この種子の生産体制と課題として書いておりますけれども種子の生産体制とすればまず富山県種子の主要農産物種子生産条例を制定しておりましてそれに基づきまして稲と麦と大豆の高品質な種子生産を行っております。
+02:18この種もみ生産ですけれども一般的な米生産とは異なりまして特有の栽培管理が必要となっております。
+02:26発芽率が高く純度の高い種子とするためにまず補助での異形株右の方に写真がございますけれども生育の違うものまた病気にかかった稲これを補助の中から抜き取るという農家の方の作業がございます。
+02:45また、倒伏をさせてしまうと稲を倒してしまうと品質が落ちますので倒伏しないような施肥管理ですとかまた病害中の防御また雑草の防御ということで丁寧な作業が必要となります。
+03:01また、収穫についても種子の専用のコンバインということで品種が変わると種が混ざらないように解体して掃除をしやすいというような構造のコンバインが必要になってまいります。
+03:15こうして作業が多いという普通の米生産よりも作業が多いということで課題としてはやはり生産者の高齢化に伴って生産の効率化が必要となっております。
+03:33次のページをお見くりくださいまず富山県の種子生産工程ということで上の方に示しておりますけれども種もみを作る際にはまず元種が必要になります。
+03:49それが100グラムそれが次1年かけて原原種ということで約100倍10キロその次に原種としてまた100倍の1トンその原種をもとに種場の方で一般種子を作られます。
+04:05その作られた種子が県外も含めて県内外の米生産者の方に行き渡るというようなことになっております。
+04:15農業研究所の方ではこの原原種と原種の供給を担うということで農業研究所の中でを中心に栽培をしております。
+04:28このように1年で100倍に増殖させていくわけですけれども形質の違う1粒がそれは100粒また1万粒となるということでまずその元種から原種を作るときにいかにクリーンな原原種を作るかそれが重要になっております。
+04:50クリーンな原種であれば種子生産補助で最も重要な重労働である補助での抜き取り作業の軽減につなぐということになります。
+05:03富山県の方では下の方に写真も載せておりますけれども種のもみクリーン原種供給センターというものを平成30年に整備しておりましてこれは田んぼの上にハウスを建てるような格好で仕切ります。
+05:21そうすると他からの花粉の肥大を防いで自然交配を防いで均一性の高い原原子を生産するということができます。
+05:31それぞれ1本ずつ植えまして異形株ですとか異病株の抜き取りをここで徹底していきます。
+05:40さらに、個体別のDNA診断により遺伝的な固定度も確認します。
+05:51そうしてクリーニングすることによって右下に書いてございますけれども手値場における異計画の抜き取り作業が7割軽減するということでいかにクリーンな原原子を作るかということがその次の作業の省力化につながるということでございます。
+06:11次のページをお見くりくださいこれも県条例に基づく取組でございますがこの種子生産を支える県の取組として書いてございます。
+06:26まず4月に種子生産計画を策定公表いたします。
+06:30県内外からの種子生産の委託状況県の種子協会と協議をしながら生産計画を作成いたします。
+06:40そして種場農協の方に作付面積また品種を配分いたします。
+06:45タンデパー農協の方では同一生産者に出水期ですとか検出が累実さあ複数の品種を配分しないよう配慮しながら計画を立ててまいります。
+07:00種子生産補助の指定それから田植えを始めるまでに行います。
+07:07品種ごとに補助を断地化するですとか高い樹粉による純度低下を防ぐということで種場周辺の一般米の生産者の方にも手指消毒等を徹底していただくようお願いをしながら生産する補助を指定してまいります。
+07:26次7月から8月ちょうどこの出る時期ですけれどもそこで補助審査を行います。
+07:33その補助審査というのは農家の皆さんが池井株ですとか雑草の傍所病害中の傍所をやっていただくわけですけれどもそれの実施状況がどうかということで県の出資審査員これは普及指導員が中心になっているわけですけれども県の出資審査員が出水期と古熟期ちょうど身の詰まってくる時期ですけれどもその2回現地審査をします。
+08:02それは田んぼに1枚1枚入ってしっかり抜き取りができているかどうかという審査をします。
+08:08最後収穫物について生産物審査を行います。
+08:14県の種子審査員が発芽率90%を超えているかどうかまた品種混入がないかそれについてもDNA検査をいたします。
+08:25そのように種子生産については県の条例に基づいてしっかりと品種管理を行っているということでございます。
+08:38次のページをお見切りください次は気象変動に対応した新品種の開発と普及ということでございますが左下のグラフをご覧くださいこれは富山県におきます品種ごとの一等倍比率を示したものでございます。
+08:56主力品種であります。コシヒカリこれが緑色で示しておりますようにかなり品質を落としている年がございます。
+09:06近いところで言えば西暦2023年全国的にも高温で品質を落とした年でございますが高温で米が白濁してしまうということでかなり一等枚比率が落ちておりました。
+09:24こういったことでやはり高温に強い品種の育成が必要ということでまず最初に天高くこれは県のオリジナル品種でございますが和製品種の添加核を15年から現場に移しまして次は天小森これは奥手遅い品種でございます。
+09:44そして次腰光に変わる高温に強い品種として夫婦の方を開発いたしました。
+09:51この開発に当たりましてはもどち後輩とDNAマーカー選抜ということで最新の技術を使いまして夫婦を育成しております。
+10:01ただ高温に強いだけではなくて単管で倒伏しにくいまたイモチ病に強いというような形質を複数のそういった有用な遺伝子を戦略的に集積した全国初の普及品種となっております。
+10:19この開発に当たってはイモチ病抵抗性遺伝子の一つそれは農研機構の方からも育種素材として提供をいただいております。
+10:30こうして富山県の方では和製中手奥手と各10機に高温耐性の県ブランド品種を育成していくということになります。
+10:40やはりどちらの県でもそれは課題だというふうに思いますけれどもそういった品種の開発にはそういった育種品種の早期品種登録出願それをすることによって育種素材としてのやり取りもできるということがありますので早期早期の品種登録の出願はプラスの要素ということで書いております。
+11:06最後まとめでございます。
+11:10品種育成についてはまず育種目標大まかなざっくりとしたイメージですけれどもまず昔食料増産時代はやはり多種の品種それから米余りが続きますと今度は差別化両職務の県独自のオリジナル品種そして最近では品質を求めるための気象変動に対応した品種を求めるというようなことで育種目標もその時代時代に応じて変化してきているかと思います。
+11:48今後はさらに気象変動への対応ということで高温体制、うるち米だけではなくて例えば酒米ですとかそういったものについても高温体制が必要になってくるかなというふうに思います。
+12:02また、農業従事者の減少に対してはやはり生産性の向上ということが大切でございまして多種性ですとか病害地の抵抗性を持ったものそして需要に応じた米生産を進める上ではさまざまな用途に応じた特性を持つ品種が必要かと思います。
+12:20例えば米粉パンに向く品種ですとか牛の餌となりますイネWCS嗜好性のいいものですとかそういった品種の育成も必要になるかと思います。
+12:32そういったことを進める上ではやはり三角間の連携のもと有望な品種の早期育成を目指すべきというふうに思っております。
+12:41そのためには有望な育種素材の提供ですとかDNAマーカー選抜そして環境制御可能な人工気象室の利用など先端的技術の活用それを広く活用できるようにということは非常に重要なことでございましてまた人材の育成と確保その研究に関する人材の育成と確保ということも重要かと思っております。
+13:06次に、出資生産の方ですけれども高品質な水道出資生産には大変手間もかかります。
+13:14コストもかかります。
+13:15ですが高品質な水道種子があるからこそ病害の発生抑制にもつながりますし品種特性の発現により水道作全体のコスト低減に結びつくものと思っております。
+13:30何より責任を持って種子を生産する体制づくりが大切だと思っております。
+13:36高品質な水道種子の生産と安定供給は米生産の要と思っております。
+13:42最後育成者権の保護についてですけれどもどんどん地球規模で温暖化が進んでいく中でやはりそういった高温耐性品種有望な形質を持つような品種それの海外流出を今後懸念しております。
+14:00有料品種の海外の流出防止や権利の侵害対応の強化が必要また早期に実用化する必要性が高い品種については優先審査仮保護機関の短縮ということが求められると思っております。
+14:17これで私からの検診通話を終えさせていただきます。
+14:26どうもありがとうございました。
+14:27ありがとうございました。
+14:33次に、有機参考人お願いいたします。