大変お忙しい中本日、参考人としてご出席いただきました皆様に心から感謝と御礼申し上げます本当にありがとうございました。ですねまず私最初に伺いたいのは、 沼沢参考人の資料にもありますけれど防災庁は単なる行政組織の再編ではなくですね、 我が国の災害対策を実質的にリードする専門家集団を目指すべきというふうに記載がされて、おります。そこでそれぞれ資料にもいろいろ記載がされてるんですが、 3人の参考人の先生方からそれぞれの立場からですね。 やっぱりこの防災庁正しくスタートラインに立つということにこれもなっていくわけでありますけれど、本当にまず防災庁が立ち上がって、まず最初にこれをやっていただきたいと そしてこういうことに、もっと防災庁に期待をしているところというところがあれば、それぞれの立場からご所見をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
沼田参考人委員長 私の大学の立場ということで今行政を中心にいろんな研究をさせていただいてます。防災庁に関してはですね。 やはり研究をちゃんとやるっていうことが大事だと思ってます先ほど資料にも入れましたけどもいろんな事例を学ぶっていうのももちろんそうなんですけども 事例を学んで、そこからじゃあどういうふうにそれを制度にするのかいろんなシステム開発をするのか。ていうところを、しっかりといろんな研究をもとに、 ちゃんとそれを形づくるっていうことが大事だと思ってます。海外行くとですね全てではないですけども いろんな学会とか大学とかで論文を発表したりっていうのも、いろんな自治体の方も積極的にやっています一部ですけど仮に論文までいかなくてもですねそういう場に来てですね一緒に議論するとかっていうことやってるんですね。なので是非防災庁の職員は 実際現場でいろんな作業とか活動することにくわえて、学術的ないろんな貢献で物事を体系的にとか俯瞰的にとか長期的にとかっていろんなそういう 幅広い視点を持って専門性を高めてほしいと思ってます。
大西参考人 防災庁の設置初期フェーズにおける自分たちからの期待ということでございますけれども、先生からもございましたように、あの専門家の集団であってほしいというのはもう全く同意見でございます。 それからくわえて専門家の集団であってかつ、 地方の基礎自治体とのコミュニケーションがしっかりと図られる組織であっていただきたいと思っています。具体的に申し上げますと、防災庁の職員は、地方自治体やっぱり勤務経験を有する必要が僕はあると思っています。 こちらは事故対応能力を高めるためだけではなくてそれぞれ全国の自治体が進めている防災対策について総合的な評価を専門家の目でやっていただきたい。 そしてこれから始まる脆弱性の評価、こちらにつきましても、それぞれの市町村でバラバラにやるのではなくて、同じ課題が隣町にも隣の市にもあるわけですから 広域でそれをどう対応しようしようかとなりますと、それは自治体間の連携ももちろん必要ですがそれをコーディネートするのが、僕は防災庁の仕事だと思っていまして、まずそこら辺から手をつけていただきたいと思っています。
栗田参考人はい。 私はですね、防災庁に何か防災庁ができたら何でもかんでもうまくいくと言ったような風潮が流れても一番怖いと思ってまして防災庁でもできることできないことあるとだけどもこれから起こる災害に向かって、 国民と一緒に立場が立ち向かっていこうと一緒に考えよう、一緒にやっていこうとこういうですね、メッセージがちゃんと国民に届く。 防災庁でやっていただきたいな、やっていただきたいことがまず最初だなというふうに思ってます。
小沢雅仁くんありがとうございます大変参考になりました。やっぱり人材育成をしていくということが非常に大事だと私自身も思っておりますし、それぞれ参考人の先生方からですね、ありました通り、防災庁がですねその いろんなノウハウをしっかりと蓄積をしていくということも非常に重要だと思います。それでこれは 栗田参考人のこの防災庁が推進すべき主な取り組みという2ページのところがありますけれど、 この産官学明連携体制の強化というところですねこれはこういったことも非常に重要だと思うんですがやはりいろんな皆さん、いろんな知識を持った皆さんが、 やっぱり集まってそしてその知見を共有しながら、防災庁の取り組みをブラッシュアップさせていくということが極めて重要だと思います。 それをやっぱり平時にどういうふうに積み上げていくかということが大事だと思いますけれど沼田参考人にお伺いしたいんですが 私はやっぱり防災庁が設置されたら、そういうその参観が区民だけでなくてですね、いろんな知見を持った皆さんが、やっぱり集まって言えば、 いわゆる省庁で審議会みたいなものは作られてるんですけれど、その審議会とはもうちょっと違う性格を持ったものも必要じゃないのかなとも思い、思うんですね。 やっぱりそういったものが極めて重要になってくると思いますが沼田参考人に先生のあのお考えをちょっとお伺いすればありがたいなと思います。はい。
沼田参考人はい。ありがとうございます。そうですね私もそういう場を作るっていうのが、場を作るプラットフォームになるっていうのが防災庁の一つの役割だと思ってます。 ノウハウをそこでしっかり溜め込むそれを活用できる形まで持っていくっていうことも大きな役割の一つだと思ってます。審議会 とはまた違うそういった場ということでいくとこれまで内閣防災でいろんな委員会やってると思います。 私の近いところ一度、災害対策の対応の標準化委員会っていうのもあったと思うんですけどもそれもなんか途中で終わっちゃったりしてるんですよね。 かつ、ノウハウで言うと過去のいろんな検証委員会過去のいろんな災害の東日本大震災から昔の災害含めて、そういった過去の事例を学ぶっていう委員会もあるんですよねそれも終わっちゃってるんですね。なので、 やはりそういった委員会という名称はまた別としてもそういう研究会みたいな委員会をしっかりと運営していく、そういう体制もあの防災庁ならできるのかなと思いますかつそれを発信していく。今 内閣防災用ホームページで委員会のいろんな活動とかっていうの資料がワーッと出てますけども、例えばインドネシアの国家防災庁は、あのテレビで 防災庁のチャンネルがあってですねそれちゃんと発信してるんですね。もちろんニュースレターとかいろいろ広報活動してます。だからそういうふうにいろんな活動を一般の人にもわかりやすく発信する機能を 持つっていうことも大事かなと思います。
小沢雅仁くんありがとうございます。まさしく今先生おっしゃった通りだというふうに思います。やっぱりあの防災庁、あのゴールがあるわけではないと思うんですね。常にもうスタートラインに立った気持ちで、やっぱりあの知見を吸収して 本当に司令塔機能をしっかり発揮していただくことが重要だと思いますので はい。今のご意見、火水場に参考になりましたつぎに大西参考人にお伺いをしたいんですが先ほどもお話がございましたけれど、黒潮町津波防災教育プログラムと いうことをですね、お取り組みをされてきて、まさしくその中身は、命の教育であるということで、この間取り組み敬意を表したいというふうに思います。 この取り組みを始めて時間が経っているというふうに思います先ほどお話があった通り、 子供さんたちがだんだん大きくなって社会人になって、また親にもなっていくという中で、この教育が非常に生きてきてるというふうに思いますが、先ほどお話ありましたけれど、 町民の意識の変化というか、その積極性というか、 そういうところにどのような変化がやっぱり起きてくるのかもちょっと具体的にお話を伺えればありがたいと思います。委員長
大西参考人はい住民意識の変化についてのお尋ねがございました。 配付させていただいております資料の一番最後のページをご覧ください。 こちらの 町内にお住まいのご高齢の女性の方が読まれたくでございます少し紹介させていただきます。左側は大津波という題目で読まれたことなんですけれどもこちらはいわゆる34.4mという数字が公表された直後に詠まれた歌でございまして紹介させていただきますと、 津波来たらばともに死んでやる。今日も小粥市内終わりにおばあちゃん足が悪くてですね、でっかい津波がそんなあっという間に来たら、うわー者はもう人間はいいな みたいなことで毎日避難避難していると、同居している息子さんが心配するなと一緒に死んでるからと言ったという句でございます。 その後本格防災を進め始めまして2年後に同じ方が読まれたのが右の避難訓練ということでございまして、この命を落としをすると市内の終わりはいきなり避難訓練、この 二つの比較いただきますと、その当事者の方のご心情の変化というのは伺い知れるのではないかなと思っています。 何よりですね、やはり主体性が醸成されたことは自分たち、行政として行政が行うべき防災を進めている立場から指定住民の主体性が醸成されてきたっていうことの 実感を持っています。例えば訓練一つとりましても、既にもう各地区で自主的にも訓練の企画もされますし、実施についてもそうです。 例えばですね。うちには地震津波で総合防災訓練夜間もやるんですけれども、避難訓練を屋内避難訓練というのがあります。 これ中学生が作ってくれたプログラムで、日本一短い距離の避難訓練と呼ばれています。ベッドから玄関まで ベッドから出て玄関出て、それから高いところに避難所には、なかなかその体力的にも行くことができないんだけれども玄関 出てその家の先まで出ていただいていると、周りの方の教授で何とかするからとにかくそこまで出てくれということで屋内での、本当数メートルの避難訓練を高齢者の方にもやっていただいております。 これらも全て中学生が発案したことであったり、あるいは各地区で実施される防災訓練の企画も各地区がやっているということで当初ではなかったことが、今実際に次 実装されまして、自走を始めているということはもう明確でございまして、もう本当に行動変容、それから住民意識の変化もあったと言い切ってよろしいかと思います。
小沢雅仁くんありがとうございます。そして黒潮町にはですね避難タワーでしょうか? たことがございますちょっと何年か前でありますけれど、これやっぱり維持管理がものすごくかかるんではないのかなと いうふうに推察をしております。当然海沿いにあるので、潮風が当たれば錆びてきたりとかですね。するわけでありまして一定程度足場を組んで、当然塗り塗り直しとかですね。 そういったことにかなり莫大なお金がかかるというふうに思うんですが、その費用について何かお考えがあればお聞かせいただけたらありがたいと思います。委員長
大西参考人はい。 管理の費用についてのお尋ねでございます。 県中でもご紹介させていただきましたようにかなりの防災インフラを、県の強力な財政支援のもとで進めてまいりました。当然のことながらこれ管理費用が発生してまいります。しかも短期的に集中整備期間がございましたので、 この改修期間修繕期間というのも一定集中することが想定されます。向こう10年でおそらく3億程度の支出が必要ではないかと見込んでおりますが、 なかなかこれに十分な財源充当、充当財源がないというのは現実でございます。これ、ここからは僕の意見なんですけれども 例えば自分たちはいわゆる2割自治ということで地方交付税に大きな財源を頼って、運営をしている自治体でございます。 その中には防災費という算定費目がございますが、この例えば避難タワー1基塗り替えるのに7000万それが定期的に 毎年ではございませんけれども定期的にある、例えば避難所の管理をしなければならない、こういったことはその防災費の算定をするときに、そもそも想定がされていないものであろうと思います。 したがいまして、しっかりとその防災インフラの維持については、僕は補助金とか交付金ではなくて、本来交付税で僕は措置するべきだと思っております。 そちらにつきましてもできれば積極的なご議論をいただきたいと思っています。はい。
小沢雅仁くん、ありがとうございます。もう時間が参りましたが、最後に栗田さんにちょっとお伺いしたいんですが資料の9ページの災害中間支援組織ですね。私の地元である山梨が山梨県が設置されてないんですけれど この設置されていないところの何かなかなか難しい理由などがあったらちょっと簡潔にお聞かせをいただけたらありがたいと思います。
栗田参考人すいません。 そもそも、中間支援組織という、そのイメージがなかなか定着してなくて NPOのジャンルの中には、中間支援組織であるんです。でもそれとイコールじゃなくって、いろいろいわゆる市民活動センターとかあるじゃないですか。ああいうの災害中間支援組織なんですけど 災害に特化したことをやる災害中間支援組織っていうことをやっていただく。県内のNPOがなかなか見つからないとか、そういうですねやっぱり事情は都道府県ごとに となると思ってます。はい。はい。はい。小沢さんありがとうございました。終わります。ありがとうございました。